Rotten flower

第1話

「今日も空はきれいだ。」

ある男が言った。

雲ひとつない晴天の中で。


いつもこの空が自分の心に語りかけてくるような、そんな思いがしていた。

優しくて淡いそんな色合いが好きだった。

心が暗かった時、空はいつも晴れていて寛大な心で待ってくれていたかのように思える。

ただただ僕はこの空に左右されて生きているように思えてきた。

別に問題ないけど。


彼は不思議だ。

色々なことをしても別に怒られないことにみんなが不満を持っている。


僕はよく周りに虐められて…でもこの空だけは僕を許してくれた。

ただ、僕は…

「この淡い翠色の空が好きだ。」

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