二〇二二年十月三日 午後五時十二分 日刊キャッチウェブ
善印賞・琴平フィル炎上 大賞受賞に批判殺到
今月一日に発表された善印賞で大賞を受賞した現役女子高生作家の琴平フィルがツイッターを中心に炎上している。
事の発端は、今月一日の夕方にツイッターに投稿された、とある告発だった。投稿・配信サイト「ノート」のスクリーンショットと共に、「こんなんでスポンサー背負っていいんですかね? 琴平フィルさん。人間としてどうかと思いますが。善印じゃなくて悪印」(原文ママ)と感想が添えられている。
それによれば、琴平フィルは数年前からノート上で、善印賞の審査員に対して過度な誹謗中傷や差別発言を繰り返していたようだ。これに対し、ツイッターでは「人間性を疑う」「真っ黒じゃん」「これはアウト」と批判が殺到し、早くも受賞取り消しの署名が集まるなど炎上状態となっている。
編集部では、善印賞の主催元である株式会社太鼓判に対し、電話取材を敢行したが、「事実確認中」とのことで、回答は得られなかった。
こうした署名人の炎上は後を絶たない。先日も、俳優の菅原航大が女性蔑視と取られる発言について謝罪したが、放映中のCMの打ち切りが決定したりと、芸能界は炎上リスクに苛まれている。
しかし、善印賞についてツイッターでは、「まあ、言い分も分かるところはある」や「選考結構キツいから私は見ない」というように、その選考過程の様子に、以前から疑問の声が上がっていたことも事実だ。琴平フィルもそうした選考に晒された被害者の一人なのかもしれない。もっとも、ノート上の発言は容認できるものではないのだが……。
また、今回の告発者である「剥がし屋」は先のツイートに続けて、「現在ノートのアカウントは削除されている」としつつも、「こちらで証拠は押さえてある」と臨戦態勢を整えているようだ。
最年少現役女子高生の受賞に沸いた善印賞だが、その栄光は二日と持たなかった。ニューカマーの三日天下ならぬ二日天下に、株式会社太鼓判はどのような決断を下すのか、今後もその動向を追っていきたい。
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