2024 7月
第45話 読む系企画主からの挑戦状。名称と長編、ライトユーザーの実験
こちとらすっかり復帰詐欺状態な野郎ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
すっかり夏本番。7月なのに酷暑状態、熱中症緊急アラートが発動されるとかどうなってんですかね。もはや夏への愚痴と注意喚起が季節の挨拶みたいになってます。
さて、そんなことはともかく復帰することと相成りました。約一年ぐらいかな、作品を上げてないのは。さすがに長かったですが、まあ復帰と相成ります。
で、改めて構想段階の作品などをチェックし考えていたら、大体五作品ぐらい「長編予定」なものが出てきやがりました。
はい、前回の「復帰します」から一ヶ月も時を要したのはこれが理由になります。
□名称はAIにぶん投げたいぐらい
もう一つ弱い理由として挙げられるのが「人物名などの名前を考える手間」でしょうか。設定の話ですね。構想、プロット・ストーリーは出来ていますが、いざ書く時には「名称」が必要という、例のあれです。
異世界ファンタジー系だと皆さん経験あるのでは? と思ったりしますがどうでしょう。
中世近世はともかく、ヨーロッパでも地域によって名称に特徴がある。どこどこ何系でいくと定めたり、音や読みやすさで判断したりと選択肢は結構多様で、だからこそ「なんか迷う」みたいな感じ。経験ありません? 私は結構迷いましたが、もう迷うのに疲れました(笑)
ってわけで今回は統一性を持たせず、拘らずに付ける方針にしました。拘ると「正確性」が問われるので、自由度を選んだ形ですね。
以前生成AIについて記した際「面倒な名称なんかをAIに考えさせる」という利用法を感想でいただき、なるほどと感心しましたが実際参考になりそうです。AIについてはまたいずれ。
□さて本題。読む系企画者が思ったこと
復帰するに辺り、10万文字前提構想で五作品は仕上がりました。後は時間との兼ね合いなので、なるべく気持ちよく書ける、はっきり言えばタンパ、時短な作品から手をつけます。
そこで候補にあがったのが「候補令嬢の華麗なる追放劇」
こちらについてちょっと説明したいと思います。
この作品私には珍しく、アクセスやらでWebウケしたなろうでの代表作です。
一応推理文芸ジャンルで投稿した結果、日間やら週間やらでトップ3入り。年間とかも入りましたがとにかく人が来ました。タイトルが良かったんでしょうか?
よう分かりませんが評価は550Pぐらいと、五万文字以内で畳んだ作品としては可もなく不可もなくと言った具合。
ところで「そもそもなんでこの作品書いたの?」って話なんですが、こちら「読む系企画の副産物」なんです。
2022暮れ、2023に本格復帰した頃行った読む系企画に「悪役令嬢追放もの」が含まれていて、偶然ながら三作品連続で「悪役令嬢追放もの」を拝読することとなりました。
うんええ、そりゃもう……たまたまですから……たまたま続いただけで、別に参加者さんに他意はないし、当の私だって……、
「序盤の展開がほぼ完全に一致してやがる」
なんて、思いもしませんですよ。
思わんでしょう普通。
「ーーなんだろうこの既視感。全部同じ作品に見えるんだけど、どっからオリジナル展開が始まるの? 俺の知らないところで「あの企画者に悪役令嬢追放ものぶん投げよう」ってみんなで示し合わせたのか? んな馬鹿な! ありえん! 読む作品とか順番選んだのは俺自身! 大体参加順だけど、どういうことだ? いやつーか、悪役令嬢追放ものとか普段全く読まないから、企画者として辛いんだけど……どう評価せいと……感想も何も、三作品ともほぼ同じじゃないか! つーか一緒だ事実上!!(こと序盤は)」
正直なんでこうなった状態。
その時私はこう思いました。
「OK分かった。今はこういうのが流行りか。悪役令嬢追放ものね、いいよ俺も書いてやる。ただし"少なくとも序盤の展開から似て非なるものにしてやるけどな!!"」
と、即興で書き上げたわけです。
そちらが「侯爵令嬢の華麗なる追放劇」なんです。まあなろうではウケましたが、カクヨムだと星18。アクセスだけはそこそこ稼いでましたが、何が違うのか私には分かりません(笑)
違いの分かるそこの貴方、是非ご教示いただきたい。正直違いが全然分からなくて、何がなんだか涙目です(泣)
なんでなろうとカクヨムでこんな違うんだろう……。
□四万文字台に居場所はない
とまあ、あっという間に書き上げ公開しなろうの代表作になりましたが、ここで問題が発生します。
そもそも企画に参加された方の「悪役令嬢追放もの」に限らず、Webや商業ベースの悪役令嬢系作品はかなり多様なラインナップになってますよね。
「とりあえず悪役令嬢は出てくるけど、以下自由演技」
みたいな(笑)
どのテンプレ作品も似たような話で、色々捻ってるなあと感心します。
が、問題はそこではなくーー「侯爵令嬢の華麗なる追放劇」は短すぎた。
一応完結にチェックは入れましたが、実際はまだまだ続く、或いは続けられる。そもそも「殺戮勇者の使い方」と世界観を同じくしているから、というのもありますが、単純に発展性があるからとも言えます。
しかしその時、そして現在も短すぎるまま残っています。
長編コンテストはほぼ10万文字以上の縛りなのに……。
「公開してウケたorいまいち」
に関わらず、コンテストは山ほどあるのに条件を満たしてないから全く参加出来ない。
一万文字に満たない短編ならともかく、約半分ぐらいの文字数に至っているのになんてもったいない! 10万文字だ! 10万文字クリアしてコンテストの参加資格を満たしたい!
というわけで、こちらから取りかかります(笑)
□ライトユーザーによるある種の実験は続く
本作、スコア的にはいまいち。が、ジャンル別なら日間週間トップ3等etc...。ユニークは日にMAX1500でアクセスはMAX7000の全30話にも届いていない作品の続きを書く。
私が以前復帰した時期、
「日に五桁のPV稼いでからなろうを語れ」
というツイート(当時はまだTwitterだった)が流れてき苦笑した記憶がありますが、ある意味では真実かもしれません。
それぐらい稼いだら結構な人気作品。色々参考になることがあるでは? 魅力的な作品でハマった人が多いのでは?
スコアを稼いでいたら尚良し。カクヨムでも跳ねてたら尚良し(笑)
ライトユーザーさんももしかした学べることがあるかもしれない。
スコア一桁でプロデビューという方もいるようですが「見つかってない系」を分析するのはちと難解。跳ねてる方が分かりやすい。
つーわけで実験再開。
「一年越し、読む系企画者兼ライトユーザーからの挑戦状」です。
なろう、カクヨムという場で一体どれだけ「居場所」を確保出来るか。
「Webで快適に過ごしたいライトユーザーさん」の参考になる結果が得られるかは分かりませんが、少なくとも10万文字に達すれば「コンテストへの参加権」は得られます。
「10万文字なんて普通にクリアしてるけど?」
というライトユーザーさんいらっしゃるかもですが、それ結構凄いことですからね?(笑)
我々にとって「反応ほぼ皆無な10万文字作品」は、かなりの苦行ですからw
そんなん書き続けられるメンタルあったら「完全文芸勢」になって非公開系のコンテストに参加しとるわ!w
まあ「我々にはノウハウがないだけ」とも言える話なんですが(苦笑)
ということで次回作品は「侯爵令嬢の華麗なる追放劇」の続きになります。
とはいえそれまで何も上げないってのも寂しいので、そん時は短編でもささっと仕上げます。
放置してる間にすっかり忘れ去られ、挙げ句不埒者のせいでリワードが吹っ飛んでしまったライトユーザー……それが私。なんて不憫……返せよ俺のリワード! いらんことしやがって! その頭と技術他に使え!w
ではでは今回はこれにて。また次回お会いしましょう。
カクヨム版「侯爵令嬢の華麗なる追放劇」
https://kakuyomu.jp/works/16817330652683608433
なろう版
https://ncode.syosetu.com/n4385ib/
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