第24話 中編を書き終えて。区切りをつけよう。賢いヒロインさんに無事応募

「ユーザー諸氏よ、Twitterのブロック機能を解除してもいいんじゃない? 異なる見解を排除しないで見てみよう」

 的なイーロン・マスクの言い分は理解します。

 確かにたかが文字と絵文字、であるならば(笑)

 実際は詐欺系やら怪しい広告など、ユーザーからすればそれ取り締まれよと言いたい気分。

 こちらの話題またいずれ。


 どうも、無事賢いヒロインに二作応募出来たネタエッセイな奴です。

 さて、侯爵令嬢の華麗なる追放はともかく「殺戮勇者の使い方」をなぜ応募したのか、少しだけ記します。


・そもそも書いたら長編シリーズ作品


 あ、すいませんこれが理由です(笑)

「侯爵令嬢の華麗なる追放劇」も殺戮勇者シリーズの一つです。しかし「殺戮勇者の使い方」は悪役令嬢追放ものと違い、まずなろうやカクヨムで跳ねることはないでしょう。

 その作品をではどうすればいいのか。

 考えた結果、中編作品としてまとめました。

 更に、文字数制限のない公募系に応募する予定です。

 以前記しましたが、長々と長編を書くのは放置勢の道へと繋がるので、私はお薦めしておりません。

 ライトユーザーさんはいいとこで見切りをつけ、中編やせめて十万文字な公募を一つの区切りとして欲しい。

 お陰さまで「どうするこの長編シリーズ……」という肩の荷が降り、ほっと一息。


・実際は大変だった六万文字制限

 しかし、意外に六万文字という制限は難しいものでした。

 私は句読点の読点を結構多用するので、削る作業が必要。「、」ですね。

 またいくつか表現を改め文字数を削る。

 具体的には「システィーナ」という名を殿下と敬称で呼ばせるなど、まあ頑張りました。

 なんとか締め日まで間に合いやはりほっとしています。


・賢いヒロインは1000作品を超える応募

 以前確認した時は900台だった応募数は、今1000台に乗っています。

 これは中間選考から激戦。

 難しいハードルとなりそうです。

 六万文字以内で「長編にしたら面白そう」と、選考さんに感じていただけなければなりません。


・長編化を前提にしたコンテスト

・後宮系の中華ファンタジーなどが強そうと噂される

・アイドル系が結構参加している


 と、求められる賢いヒロインとは異なるかもしれません。

 ですが半沢直樹を例に出すまでもなく、組織内外問わず権力争いは面白い。

 ある種人生と命を懸けた戦い。

 政治権力争い、どうでもいい思想のぶつかり合い、中世騎士団とかが大好きなのでやりきった感はあります。

 後宮系もそうでしょうし、みんな実はそういう「ごちゃごちゃドロドロ」したものが好きなんですよね。


 恋愛か権力争いか、あるいは両方。

 多様な賢いヒロインが描かれ参加していると思います。

 私が拝読したものも多様で、アイドル系など「推しの子」が話題になる昨今、転生転移な作品もあります。


 もし殺戮勇者、侯爵令嬢の華麗なる追放劇に個性があるとするなら、正にその「転生者殺し」という、Web読者が求めるものをネタにしたところかもしれません。


□「ハウス・オブ・カード 野望の階段」

 という作品をご存じでしょうか。

 主役だったケビン・スペイシーが悪役令嬢よろしく映画界から絶賛追放中なので、主人公こそロビン・ライトが務めることになりましたが、こちらホワイトハウスを舞台にした政治権力争い。

 米民主党議員である主人公とその妻が、まさしく野望の階段を上る様を描いております。


 些かネタバレを許していただくなら、主役だったフランク・アンダーウッド議員は、なぜか人も殺します(笑)

 おいおいというかなり強引な手法なんですが、そこはNetflixドラマ、被害者をぶん投げ殺ってしまいました。

 私も書き手としてあれぐらいぶん投げるべきなんでしょうか。

 ネタバレになるので記しませんが、豪快です。


□終わりに

 中編としたことで、殺戮勇者は全て描くことなく締めることとなりました。

 また描く機会はあるでしょうが、まだまだ作品はあります。

 今も賢いヒロイン作品思い付いて、さてどうしよう二万文字なら可能と迷う最中。

 SF系ですが、ギリギリ書けるかもしれません。


 皆さんの好きを大事に、読者さんの好きになれるか届くかな戦い。

 これ自体が面白い。

 創作界隈はネタに事欠きません。

 大体同じような話題をループさせるのが創作SNS界隈。


 本格ファンタジー論争とか何がしたいお前ら。

 本格ファンタジーはサザエさんを以て本格ファンタジーとする。

 なぜならサザエさんは年を取らない。

 よって本格ファンタジーである。

 異論は自分のエッセイに記しなさい(笑)


 様々な価値観がぶつかり合うから面白い。

 ヴィンランド・サガのトルフィンは嘆くかもしれないが、汝創作ライバルを愛せ(笑)

 書くのに時間はかかるけど約束された平和な争い、これからもコンテスト関連お互い頑張りましょう!


 ーーしかし賢いヒロインって言ってるのに「殺戮勇者」ってタイトルはどうなの?


「賢いヒロインって言ってるのに……」


 と、選考下読みさんが嘆いている姿は、思い浮かべて見ればそれお仕事です。

 頑張って下さいとしか言えない!(笑)

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