4話目 鍛冶屋のおっちゃぁぁん!
「四岩霊光!!」と叫んでいるハルはニーヤから魔法の特訓を受けている。二人の仲も8年前に近づいてきているようだ。「違う違う!もっと手を伸ばして!そこの木を倒したいと目的を深く持つのよ!」ニーヤ、ナイスアドバイスだ。「いっくぞ〜。四岩霊光!!!!」バコーン!。二人は吹き飛んだ。「痛ててて。うわ!すっげぇ木が倒れてる!」「よくやったわねハルまだまだ魔法の種類があるから一緒に頑張りましょうね」
ニーヤはとても嬉しそうだ。「魔法だけだとちょっと心細いからね〜ちょっと付いてきて!」ニーヤがハルの手を引っ張る「あぁちょっと““」ハルは顔を赤らめた。
十分語。どうやらニーヤが言っていた場所とは鍛冶屋らしい。「おーいおっちゃん!ただいま〜」馴れ馴れしくニーヤがおっちゃんに喋りかける。どうやら二人の仲が深いらしい。「ねぇハル!どの剣にしようか?」「えっ、俺が買うの?...刀ごときに...お金が勿体ないよ。」ハルは日本のキャラをデイモンドでも突き通してるようだ。
「あぁ初見さんかい?あーもういいよただで剣打ってやるから。」優しいおじさんだ。「まじ?!ありがとう!」「今から剣を打ってくるから少しそこで待っていておくれ」
剣ができたようだ。ハルはタダで作ってもらった剣を丁寧に受け取る。「鍛冶屋のおっちゃんありがとうな!!」ハルの太陽みたいな笑顔を見ておっちゃんは言った。照れくさそうに「あー!もういい。お前たち今日ここで泊まっていい。ニーヤは今帰れる場所ないだろろうし。」太っ腹なおじさんだよ。男女が今日夜を過ごすことになるのか。ハルは少しウキウキしているようだ。
−そして夜になった−
二人で協力して布団を敷いたあと、二人の布団をくっつけて寝ることにした。
「ねぇハル、電気消すよ。」「ちょっと待って、俺の愛しの剣に少しキスを。チュ❤️」
剣へのキスを終えた後、ニーヤは電気を消した。
ニーヤ「まさか8年経ってまたハルと喋れるなんて思ってもいなかった...」ハル「俺だって最初は覚えていなかった。だけど、お前の名前を聞いてピンときた。何か違和感を感じないか?」ニーヤ「何が?」ハル「俺はお前を庇ったんでしょ?」ニーヤ「そうだけど...」ハル「自分を犠牲にして庇うくらい大切な人をたったの8年で忘れるわけがないと思うんだ...」ニーヤ「!!」ニーヤはこの文だけで何かを察した。そう、ハルはデイモンドで過ごした記憶を何者かに消されているということを。その瞬間何か物音がした「ガサッ」ハル「だ、誰だ!」おっちゃん「グワーーー」おっちゃんが突然叫びだした。
まさか襲撃かもしれない。ハルは急いでおっちゃんのいる部屋へ向かった。するとそこには、口から血を吐いて倒れているおっちゃんの姿があった。ニーヤ「おっちゃん!おっちゃん!」おっちゃん「すまないな。ニーヤ。俺は情報を持ちすぎていたのかもしれない。」ニーヤ「情報ってなによ?」泣きながらおっちゃんに問いかけるニーヤ。
おっちゃん「8年前の時空乱流を起こした人物について」ニーヤ「誰よ教えて!」おっちゃん「知ったらおまえたちまで殺されちまう。ウウぅ」ニーヤ「おっちゃぁぁん!」
「ニーヤ俺気づいてしまったんだ。時空乱流を起こした人物と俺の記憶を消したやつ絶対同一人物だ。」察したハルはそういう。「8年前俺が何か知ってしまったから記憶だけを消されたっていう可能性があるんだ。」
ハル「ニーヤ、絶対そいつを見つけてやろう。おっちゃんの仇を一緒に討とう」
「グスン...そうだね...」
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