街に現れた怪物は、しばらく動かなかった。だがある時、ニュースの流れる街頭テレビを一飲みにした。この怪物は嘘を食べる。それからは街に溢れる嘘を食べて歩いた。しかし嘘を食べ過ぎて、怪物は遂に倒れた。市長が「お前は正義の使者だ」と感謝すると、怪物は最後の力を振り絞り、その人を一飲みにした。

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