実は……
「嘘……海外へ行ったはず……何でいるの?」
「誕生日だろ。サプライズさ」
「でも、今朝空港で見送った」
「実は……テレポートしたのさ」
「え?」
「実は……僕は宇宙人なのさ」
「冗談やめて」
「実は……君は植物人間で、これは君の夢なのさ」
「ねぇ……確かにこれは夢よ。でも植物人間なのはアナタよ」
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