遺跡の罠
曰く付きの遺跡に調査隊が派遣され、これに現地ガイドが同行した。
「この先の部屋には、罠に掛かった人の遺体や骨が山積みなんですよ」
ガイドの言葉に緊張が走る。
「危ない!」
仲間の大声に驚いた隊員が飛び退くと、大きな斧が地面を抉っていた。
「あぁ、意外と俊敏なんだ」
斧を持ったガイドが笑った。
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