幻の幻
人々は色めきだつ。
「本当だ。一瞬だったが俺は見たんだ。夜の山で、木々の間に白く光る幻の生物を」
ある人はひと目見ようと、またある人は捕まえて見世物にしようと、次々と山へ入る。夜になり、それは突然現れた。
「見ろ! いたぞ!」
幻の生物は、叫ぶ人間を見て目を丸くする。
「人間だ! あの幻の!」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます