死神との一年
「お前の命もあと五分だ」
私は事故に遭い、意識が戻らないまま一年が過ぎた。あの日から、隣には常に死神が立ち、私に残り時間を告げる。
「あと五分……これでやっと貴方に触れられる」
身寄りのない私にとって、死神はやがて心の支えになった。
「ああ。これからは永遠に一緒だ」
それは死神にとっても。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます