サポート枠:傭兵団〈神託の破壊者〉

魔術師 アルミリア

「それは依頼達成に必要なことか? ……そうか、ならいい」


【名前】アルミリア

【種族】人間

【年齢】14歳

【性別】女の子

【武器】

・魔法の杖

 紅薔薇に似た意匠を持つ魔法の杖。魔法に指向性を持たせるためだけのものであり、特別な効果はない。


千切りちぎりの刃

 果物ナイフ程度のサイズの刃物。このナイフで攻撃すると傷口から大量の薔薇のツタが生えてくる。このツタは敵の命を吸って成長し、敵が死ぬまで全身を貫き引きちぎらんと暴れ回る。


【特殊能力】

・魔術師の心得

 魔術師なので大抵の魔法は使える。とりあえず火・水・地・風の四大属性魔法は使える。ただし治癒魔法はどうにも不得手らしい。


・乱れ薔薇の紅陣

 杖の先で空中に魔法陣を描くと、魔法陣から薔薇の花弁が大量に放たれて敵を引き裂く。純粋にダメージを与える以外にも、撹乱目的でも使用する。


・剣舞

 剣を模したエネルギー体を出す。手に持って敵を斬りつけることも、遠くの敵に飛ばして攻撃することもできる。

 アルミリアは剣技も一応かじったことがあるため、接近戦も一応可能。あまりやらないが。


・追撃毒

 微小な毒の弾丸を放つ。粒が小さいため、傷口を狙って放つ追撃としての運用を好む。さらに粒を絞れば一帯に毒を撒くことも可能。


・転移魔法

 読んで字のごとく転移魔法。世界中どこにでも転移できるが、魔力消費が激しく一日に一回しか使えない大技。


・秘技 無為なる大反魂の花園ルドベキア・ガーデン

 アルミリアの周囲に特殊な空間を展開する。効果範囲は最大でリージョン一つ分くらい。

 この空間内では敵味方問わず、あらゆるステータス上昇・低下、ならびにあらゆるバッドステータスと加護の効果が消滅する。各種特攻も使い物にならなくなる代わりに、特攻がないとダメージが通らない敵にも普通にダメージが通るようになる。

 ただし一度使うと、代償として丸二日意識を失う。


・秘技 原罪散華

 アルミリア自身の血を使い、虚空に「乱れ薔薇の紅陣」の魔法陣を描く。

 効果自体は元の技と同じだが、全ての効果が爆発的に上昇している。さらにその場にある命が多ければ多いほど弾数が増え、アルミリアが多くの存在を味方と認識しているほど威力が上がり、アルミリアが多くの存在を敵と認識しているほど効果範囲が広がる。

 当然、そのぶん魔力消費も凄まじい。


・定まらぬ魂の形

 アルミリアは魂そのものが不安定故、精神汚染に非常に弱い。悪竜やネガ辺りは天敵中の天敵である。


【容姿】

 腰まである長い白髪に、青と白のオッドアイの美少女。どこか冷たく人間味の薄い雰囲気を纏う。黒いワンピースの上に薄紫のストールを巻いている。


【詳細】

 年齢のわりに物静かで冷淡な性格の娘。あまり感情を表に出すことはない、というか感情自体が薄い。ドライだし仲間以外のことは簡単に見捨てる。逆に言うと仲間に対する義理堅さとかはちゃんとあるのだ。

「罪」なる概念が絡むと少し情を見せてくれる。


 傭兵団〈神託の破壊者〉の創設者。

 とある世界の西方の〝白き聖教の国〟から、訳あって北方の〝黒き魔導帝国〟まで亡命してきた少女。魔術の才に長け、故郷の教会でも幼い頃から僧兵として動員されていたため、なんの躊躇もなく傭兵として日銭を稼いでいた。いつの間にか共に戦う者たちの中心に立つようになり、傭兵団〈神託の破壊者〉を設立するに至る。

 傭兵団には此度の遠征チーム以外にも、転生者や元貴族令嬢、人狼、ヤブ薬師などが所属しており、まあまあカオスなメンバー構成なのだとか。

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