第3話 Dランク
俺はペロちゃんに保健室にまで連れて行かれた後、俺は麻痺の状態異常がついていたらしく保健室の先生に治してもらう。
「あらぁ。あなた。入学式をサボって。悪い子ねぇ」
ねっとりしたような感覚で喋る黒髪ロングの胸がデカくおっとりしたような顔の保健室の先生。
「まぁまぁマキちゃんせんせー。彼も思春期なんだよきっと。私たちは寛大な心で許してあげよ!」
元気よく誤解的なことを保健室の先生、マキちゃん?に言うペロちゃん。
「あらあらダメよぺろちゃん。そんな甘やかしてたら。最初は舐められないようにしないと。あなたは2年生の序列テンダーに入る生徒なんだから」
テンダー?なんだそれは。俺はテンダーのことを知らないからキョトン顔でいるとペロちゃんが
「ショウちゃんは入学式出てないから知らないよねー。テンダーというのはね。この学園での学年で言えば10人のエリート?いや、成績優秀者みたいなものかなぁ。私はこれでもテンダーに入っているのです!えっへん!」
「そ、そうですか。そのテンダーはどれほどよいのかは分かりませんが助けて下さったことには感謝します。ペロちゃん先輩」
「あはは!ペロちゃんでいいよう。先輩なんてむず痒いしー」
ペロちゃんは笑いながら言うと俺に何かを投げて手渡す。
「それさっき君が治療を受けている間に学園長にもらってきたの。君の学年、クラス、後異能クラスが書いてあるよ。異能クラスはA~Dまであって強いのがAで最下層の異能がD判定をくらうかな。まぁ上の方々が決めた判定だし私は使い方によれば判定なんて覆せると思うよー」
ペロちゃんは俺に言う。俺は手渡された電子型のパネルの生徒手帳と書かれたパネルをタップした後俺の情報が出る。
ショウ・マスラギ 性別 男 年齢 16
まさか性別と年齢まで出るとは。タップしていくと俺の異能についての判定が書いてあった。
俺の異能は・・・Dか。
「後学園長が学園長室に来なさいってー。私が連れていくからついてきなさいな」
俺は寝ていたベッドから起き上がるとペロちゃんの後に続いて保健室を後にした。
保健室をして数分後、意外と保健室に近い距離に学園長室はあった。
「じゃあ私はここまで案内するように言われただけだからあとは頑張ってねー。ショウちゃん」
「あ、ああ。ありがとう。ペロちゃん」
ペロちゃんが俺を置いて学園長室の前を去った後に俺は学園長をノックした。
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