第42話 一回戦
今回のⅤ最強大会はリーグ戦形式で試合が行われる。
voltexの試合ルールはオーソドックスな爆弾解除側と爆弾設置側に分かれて戦うルールだ。
最初はチームA、チームD、チームFでリーグ戦を行い、同時に、チームB、チームE、チームGでのリーグ戦を行う。チームCに関しては、事前に行った抽選によってシードとなった為、2回戦からの出場になる。
トーナメントで二勝したチームが二回戦へと進むことが出来る。もし、トーナメント結果で、チームが一勝一敗となった場合は残念ながら進むことは出来ないが、その後に行われる敗者復活戦では、始まる時に3ポイントを先取している状態から始める事も出来る。ちなみに、敗者復活者の席は2チームのみだ。
2回戦に進めなかったチームは、5位、6位、7位を決める試合を行って貰う。
「リーグ戦形式なのは時間がかかりますけど、面白いですね!」
〈本配信のカメラワーク神だからな〉
〈カメラワークうま!〉
〈時間大丈夫なんかな?ww〉
〈本配信一つで全ての視点が見れるの良いよな!〉
〈コメントは削除されました〉
〈紅葉頑張れ!〉
〈FPS経験の差はそれほど大きく無いな〉
〈初戦が大事〉
「おっ!一回戦が始まりましたね!今、画面に写っている視点は協さんの画面ですか!」
Aチーム対Dチーム、Bチーム対Eチームの試合が始まった。
最初の3ラウンドをDチームが取り、4ラウンド目はAチームが取った。
Bチーム対Eチームの戦いはお互いに2ラウンドを取っていて、ターザン・イロマスと栗魔 ココを中心として一進一退の攻防をしている。
〈スキルの使い方上手いなぁ~!〉
〈1対3か、協ならいける!〉
〈ナイスキル!!〉
〈ラウンド取った!!〉
〈ヘッドショットうま!!〉
〈ナイス!〉
〈メイク頑張れ!!〉
〈サーラが結構キルしてるな〉
〈メイクのチームはスロースターターだから〉
〈ターザン頑張って!!〉
〈ココちゃん頑張って!〉
〈BとE、両方とも良い動きしてるな〉
〈しっかりクロス組んでいきたいね!〉
〈不快なコメントがあったら、消していきましょう!〉
この手の大きな大会になると、大会に出場する参加者が増える為、それぞれのアンチの奴らも暴れたがる。はっきり言って迷惑でしか無いのだが。一部の常識ある視聴者によって、良い感じにコメント欄の雰囲気も良くなるのだがな。
「今のはよく当てれましたよね!チームワークも良い感じに出来てますし、この感じで頑張って欲しいですね!〉
なんか実況してるみたいだなww
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます