白き美しい守護者
このー木、何の木
まおみ(おねぇの緑マッチョの頭文字をとりもじったやつ)に会ってから2月程経った。
上級回復草から復活草になりさらに進化をしていた。
僕は、その進化によって今、ものすごい違和感を抱えていた。
だって、高さが10mくらい変わっているから。
今の僕は側から見るとすごく立派な木になっているだろう。
さらに、オーラが出てるんだよね。薄らとだけど荘厳な。
・・・うん、このオーラが僕から出てると思うと違和感しかない。
さて、毎回恒例の、気絶後スキル確認と行こう!!
というわけで、ステータス!!
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種族:聖樹1/3
Lv:1/50
HP:310×1.2
攻撃:0+(60)
防御:120+(60)
魔力:200+(300)
固有スキル:<ランダム進化(退化)><憧れの勇気><1/3進化>
<スキル統合><必要経験値半減>
魔法スキル:<炎魔法・上><水魔法・上>
<光魔法・上+光魔法・上級(new)=光魔法・極new>
<身体強化><精密操作(魔)new>
パッシブスキル:<強靭+頑強+強攻(new)=強攻不倒new><魔力量増大・極>
<魔力視><並列思考>
戦闘スキル:<柔術><気術><鎌術><舞踏new>
特殊スキル:<鑑定new>
種族スキル:<アンデッドアイ><光合成><蘇生魔力new>
<聖域new>
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進化のボーナスでゲットしたのが<強攻><鑑定><舞踏><光魔法・上>で、種族が変わったことでゲットしたスキルが<蘇生魔力><聖域>
そして、自力でゲットしたのが<精密操作(魔)>だった。
<強攻>は文字通り攻撃力が強く(高く)なるスキルだった。
<鑑定>で詳細を見ると
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<強攻>
攻撃力を上げるスキル
300以上の場合1.2倍になりそれ以下だと+60になる。
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そう、今は木だからかなんでか分からなけど、攻撃力が0だからスキルによって60になっている。
では、60になったから何かできるのか?
まぁ、出来ないよね。
だって木の枝って曲げていくとしなりはするけど折れてしまう。これが僕にも当てはまっていて、少ししなりはするけど折れてしまう気がするんだ。
攻撃力に関しては、無しって言っても過言ではないんだよね......。
スキルの話に戻るんだけど、<鑑定>はさっき使ったみたいに詳細を見れるスキルで、なんと。
自分に使うことで称号ってものまで見ることができた。
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【転生者】
一度死に、生まれ変わったものに送られる称号。
成長に関するスキル、ステータスを補正するスキルを獲得しやすくなる。
進化時に限り、固有スキルを獲得できるようになる。
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【踏破者】
ダンジョンをクリアした者に送られる称号。
ダンジョンを制覇するごとに特殊スキルを得られる。
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持っていた称号はこの二つだった。
最近まではあまり思っていなかったけど、明らに成長スキルや、補正スキルが多かった。ただの偶然だと思っていたら称号の効果だと知り、納得した。
二つ目の称号なんだけど全く知らないんだけど........。
いや、心当たりはあるよ?あるんだけど、あってるのだとしたらちょっと簡単すぎない?
だって、魔法を一回使っただけだよ?でも、それ以外で当てはまりそうなことはないんだよねぇ。まあここは納得するしかなさそうだから納得するんだけど。
そして、種族スキルなんだけど。
名前から分かる通りチートだった。
なぜなら、ほとんど名前の通りだったからだ。
<鑑定>
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<蘇生魔力>
魔力自体が蘇生という性質をもつ。
この蘇生は、死者を蘇らすのではなく、死んだ部位を復活させることを示す。
魔力で覆うだけで即座にその部位を蘇生する。
工夫によっては死者の蘇生すら可能にする。
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<聖域>
自分の魔力を充満させた空間を自動で作り出すスキル。
充満させる魔力は任意で性質を持たせることが可能で、
火属性なら攻撃力上昇
水属性なら体力上昇
土属性なら耐久力上昇
風属性なら速度上昇
光属性なら常時回復
闇属性なら常時デバフ
他にも種族特有の魔力も性質を持たすことが可能である。
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そう、蘇生魔力を使って作る聖域があれば多分死ななくなるんだよね。
うん、チートだね。
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