side妹4
前書き
この話を少しでも楽しめるよう、お兄ちゃんの外見を書いときます!!!
・髪は光のあたり加減によって濡れているようにも見えるほど光を反射するくらいきれいな黒髪ロングです。いわゆる濡羽色ですね。
・身長は145cmぐらいです。え?低くないって思いましたね?低いです。前の話で襲ってきた人は大体150後半くらいです。なので対処できるかもです。ん?できるかな?わかりません。
・顔は一見すると綺麗系、まあ美しいと言われる系ですが、笑ったりするとふにゃりと笑い、かわいい系に大変身です。
・目は少し吊り目ではあるのだけど、パッチリしているように感じるほど大きいです。決して、少女漫画みたいなやつではありません(別に貶しているわけではありません。だって小さい頃はあれを可愛いと友達に読ませまくるほどですから)そして、まつ毛は多くて長く、何もしなければ憂いてるようにすら感じるくらいです。
・手は、なぜかぷにぷにしてます。はい、
あ、お兄ちゃんですが、服装はあまり言及しませんが、ニット帽です。これは大事。
以上お兄ちゃんの外見についてに前書きでした。
ーーーーーー
怪我をした兄のお見舞いに何回も病院を訪れた。
最初はものすごく気まずく、真っ直ぐ見ながら話すことは難しかったけど、訪れる回数が回数なだけに真っ直ぐ見ながら話すのも普通にできるようになっていた。
兄の容態は、傷は深いのだけど命に関わるようなものではなかったらしい。
しかし、そこで病気が見つかった。放置していたら命に関わるようなものだったけど早く見つかったから治るらしい。
それからは毎日病院に通っていた。兄には「僕のことはあまり気にしなくていいよ」と言われたのだが、誰も来なければ一日中暇だろうからと、何かと理由をつけ、兄のところに行った。
いつも優しい表情をし、私の話を聞いてくれた。
夜道に襲われる事件があった後、私は転校し、楽しい生活を送っていた。
なぜ転校したのかは、お察しの通りイジメのせいではあるのだけど、他にも理由はあった。
それは、恥ずかしいからだ。
これを聞いた人は「え?なんで?」ってなると思うけどね、兄のおかげで物凄く恥ずかしいの。
だって、中学生なのに小学校まで来て、私の無実を証明して、さらに周囲のことをあまり気にしないでいいように話をつけてくれていたから。
そして、私のためにここまでしてくれて、大事にしてくれていると思うとにやけてしまうから。
多分だけど、いろんな時に思い出してにやけてしまう。そんな姿は周りの人に見られたくないしね。
私は今日もマスクを付けてニヤけてもわからないようにして、お兄ちゃんのいる病室に向かっていった。
〜2年後〜
クリスマスの日がやってきた。
お兄ちゃんが恥ずかしそうに、少し頬を赤らめ、プレゼントを差し出してきた。
あまりの可愛さに下腹部が少し潤んでしまったが、何事もなかったかのように受け取る。
ゆっくりと、丁寧に箱を開けていくと、少し不恰好ではあるけど、綺麗と感じるマフラーが入っていた。
私はこのマフラーをみて嬉しすぎてニヤけてしまった。
だって、お兄ちゃんが頑張って編んでくれた世界に一つしかないマフラーだもの。
え?なんで知ってるのって?ふふふ、なんでだと思う?
「どう…、かな?」
少し顔を下にし、不安そうに振れる瞳だけをこちらに向け、聞いてきた。
え???なにこのかわいい生き物?普段がカッコイイからギャップで萌え死ぬんだけど??可愛さに心臓止まらせて死ぬんだけど?というか3秒ほど止まったんだが??
思考が変な方にトリップしていくがお兄ちゃんを安心させるため、急いでマフラーを巻き、お兄ちゃんの方を向き感謝を伝える。
「今までで最高のプレゼントだよお兄ちゃん!!」
今までで1番の笑顔でお兄ちゃんに返事を返した。
この時の私は、世界で1番幸せだった。
今までは周りを信用できず、クリスマスは家で、自分の部屋に閉じこもって過ごす物だった。
しかし。去年はお兄ちゃんが退院したばかりで家で祝うことしかできなかったけど、好きな人と一緒に過ごし、こんな幸せがあるんだと感じていた。
今年はそんな去年を超えるほどの幸福感で包まれた。
好きな人と一緒に過ごす、それも特別な日に。
こんなのニヤけないわけがない。
だから願った。こんな幸せがいつまでも続きますようにと。
…世界は無常にもそんな幸せを一瞬で奪っていった。
ーーーーーーー
後書き
あれ?終わらなかった?なぜだ?
それにしても、感情を文章で表すのむずすぎ!!情景は浮かぶのに表せれないもどかしさ!!
「みんなー!オラに表現力を分けてくえぇ!!」
それとですが、スムーズに読めるように工夫しながら書いてましたが、向いてなかったみたいなので、少し変えてみるかもなので、更新頻度遅くなるかもです
あ、良いと思った方、お兄ちゃんかわえぇと思った方、ハートください。
ps今月忙しいので休載します。
詳細は近況ノートに
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます