side妹2
私は最初お兄ちゃんのことが嫌いだった。
なんでもできるし周りのみんなから好かれている。
私は何事も普通よりもちょっとできるかな?くらいしか出来るようにならなかった。
いつの間にか劣等感を抱くようになり、周りのみんなが私ではなく、お兄ちゃんを見ていると、感じるようになっていた。
お父さんやお母さん、お兄ちゃんも例外ではなく、優しくしてくれているのに気づくことができなかった。
暗くしていると好かれることはないと思い、とにかく明るく振る舞った。
どうしてか、演技にはかなりの才能があったらしく、周りとしっかりと馴染め、ある程度満足できる生活を送れていた。
そんなある日、私は全てを失った。
私が親友だと思っていた人が、私に階段から落とされ、足を骨折したと言ってきた。
周りの人間はその言葉を信じ、私を潰しにきた。
漫画やアニメで見るような机への落書き、その他諸々。
最初は負けてなるものかと学校に通っていけど、どんどんエスカレートしていき直接的なものになっていき、私は耐えきれなくなり家に引きこもった。
不眠症になり、全然寝付けなくなり、ご飯も食べなくなり、痩せほそってきた。
そんな中、好きなお菓子の新しい味が出ると聞き、久々に家を出た。
ーーーーー
後書き
花粉にインフルで死んでたため更新できませんでした。
次回から、ストックがないため、更新頻度が週一くらいになると思います。
今後ともこの作品をお願いします。
ps周一無理でしたすんません
回想内での妹ちゃんは11歳です。多分。イジメ酷すぎる気がするけど現実も案外おんなじようなもんなので、気にしないでください。
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