70話・二日酔い

この次の回は唯たちを出迎えた所から始まります

これが今回のネタバレ

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 ふと気が付くと、私は目を閉じて寝っ転がっていた、ひどい頭痛と鈍痛に悩まされながら目を開くと、目の前の光景は、私の部屋の天井だった、何故私は此処にいるのか、昨日の事を思い出すが村長さんとの話の後からの記憶がない、こういう時はいつも通りに限る、シルキーを呼んで、朝食の準備をお願いし、バルドルフを探す、バルドルフを探しているとレイエスの怒りの声が聞こえてきた、どうやらバルドルフに怒っているようだ。


「レイエス、その怒りは今は抑えていただけませんか?」


「……分かりました、バルドルフ、後で私の部屋に来てくださいね」


 レイエスは意外とあっさりと引いてくれた、バルドルフは青い顔をして、レイエスは最後に何か怖い顔をしていた気がするが、それよりも今は昨日のことを聞く方が優先だ。


「バルドルフすみません、昨日の後半からの記憶があまりなく、何があったか教えてもらってもいいですか?」


「昨日のことですか、そうですね、昨日のことはどれほど覚えていますか?」


「最後に村長さんと話したところまででしょうか」


「そこまでですか……、確かその後は、ヤミリシア様はエルフの男衆から飲み比べを挑まれ、樽82個と14杯ほど飲まれ、全員に勝利しておりました、その後エルフ全員に転移魔法を行使しこの城に転送、その後、全ての指示書を私にお渡しになり、そのままお眠りになられました、エルフ達の教育計画は本日から開始します」


「なんか……、ごめんなさい」


「別にいいですよ、それでは私は次の仕事がありますので」


「ええ……」


 私の記憶がなかったのは飲み比べのせいね、でもまさか私が仕事を投げるなんてね、お酒は今後控えることにしましょう、それで村長さんのお話では森を抜けようとしているという話だったわね、恐らく目的地はハーフルトで間違いないでしょう、確かあそこにある店舗は一つだったはず、今思い返すと懐かしいわね、さあ三ヶ月も待たせてしまったあの子達を出迎えに行きましょうか。

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題名が内容と関係ないって?

確かにそうかもしれない

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