46話・職員教育前半
6つの物でいいものってあまりないですね
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従者契約は終わらせたのだが、名前はどうしようかな、7や5なら色々と思いつくのだけど、6つはあまりないのよね、悪魔だし、欲を使いましょう、黒い目と髪の壮年の男悪魔にグリード、青い髪と目の青年の悪魔にはアペティート、黄色の目と髪の少女の悪魔にはスリーピネス、赤い目と髪の長髪の女悪魔にはホナー、白い目と髪の長髪の少年の悪魔にはドミナンス、緑の目と髪の少年の悪魔にはエスティームとその場で名前を付けた。
全員に名前を付け終わり、全員にしてほしいことを伝え終わった頃、レイエスが現れた、一体どうやって来たのだろうか。
「ヤミリシア様何をやっているんですか、そんなっ、悪魔を召喚して、大丈夫ですか、っお怪我は」
「大丈夫、大丈夫ですよ、無事です、あの人たちは、私の従者になってくれました、それに職員教育の当てもできました、彼らには今日中に色々と仕込みます、暫くは彼らに教育をしてもらおうと思います」
「……わかりました、大丈夫なんですね」
「はい大丈夫です、むしろ彼らの方が大変かもしれないですね」
レイエスは、納得はしていない様子だったが、私を信頼してくれたようだ、というか、レイエスどうやって来たのですか?。
「まぁいいです、じゃあ、始めましょうか」
この時悪魔たちは、少し顔を青ざめたのだが、そんなこと一切気にすることはなく彼らに雑貨屋の店員からホテリエとしての心図遣いまで、全ての接客を指南する、そして翌日からは彼らが教えることになる。
悪魔たちへの指南だけではなく、職員として来てくれる人達は、今までの住処を捨てるつもり出来てくれるそうだ、ならばその人たちを全員受け入れるために居住区を作らなければならない。
6つのダンジョンは私の管理下にあるため、自由に改変が出来るのだが、この最下層の扉の先はあまり変えたくはない……、ならば、階層を追加するしかない、今いる屋敷がある部屋を一階層落とし、その上に新しく部屋を作り、そのまま超巨大な空間拡張を施し、そのまま此処に湖と草原を作る。
草原の上に大きめの城を作る、寝室は多めに50万程度、もし足りなければ、空間拡張で部屋数を増やせばいい、私が管理権を持つ6つのダンジョン全てを見れば、魔物の素材は無限にある、地震のダンジョンに行けば鉱石資材もある、植物資源は足りないが、それは栽培すれば何とかなる、つまり城の近くに巨大な栽培場を作成する、種類が足りなくなればここも拡張する、後はおなじみ鍛冶場と醸造所などいろいろな施設を作って、作業を終了した。
城を階層ごと創るという大作業が終わるまでに、悪魔たちへの指導は……終わらなかった。
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長々と名付けの光景を書いたうえで、面白くするのって難しい
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