第十八章 ひきこもり令嬢は助けろ
実は近世の貴族ってのはまだ家庭教師による教育が主流で学校に入れられる貴族ってのは落ちこぼれ、下手すると準追放だったんだ。厳しいだろ。つまり本命とされた貴族は家庭教師によるマンツーマン教育で落ちこぼれは学校の寮にでも放り込んでおけという世界だったんだ。
さて、そんな世界だからヒキコモリが出るし、そもそも幼少期の貴族って二階の子供部屋に隔離されて育てられるんだ。
そんな貴族の特性をまず知ってほしい。つまりもう十五世紀にはヒキコモリという存在はいたんだ。
はっきり言ってやればいいよ。
「お前、悪になっていいよ」
って。もう読者は分かってると思うけど「悪役令嬢」って素行が悪じゃないんだよね。こういう場合はもう家族にざまぁしていいし、それが自立だよ。
こういうお子さんって修道女にされちゃったりするんだけどね。
特に現代日本の病巣だけど、おいらたぶんこういう子ってたぶんもう幼少期に才能潰されてるとおもうぜ。この国の「発達障害」発症率は異常でコミュニケーションと称した忖度が出来ない奴=病人扱いと言う異常な国なんだ。そのくらい大人からしてガキだし、ガキだから異物を排除するし、ガキだからこういういじめが出るし、ガキだから子供の精神発育が出来ないんだ。
こういうのに限って実は魔法陣を正確に描いたりする天才だったりするんでもっと悪く生きていいよって大人は教えてげるべきなんだ。
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