なりきりコント集

青谷因

Fリーザ様 

※導入挨拶は割愛しています


A「今度合コンするねんけどな?男ウケのええ話題ってなかなか難しいやん?どうやって盛り上がったらええかなーって、悩むねんなぁ毎回毎回・・・」

B「当たり障りのないこと言うても、ひとつ頭抜けれへんしなぁ。永遠のテーマやなぁ」

A「まぁ、それは言い過ぎやけど。そんで、あたしなりに考えてみたわけよ!どうやったら他の子らより男ゴコロをグッと惹きつけられるかっちゅーのを」

B「そうなんや!えーっ、何々??教えてやー!」

A「あんた親友やしあたしのライバル張るにはもの足らんから、特別に教えたげるわ!」

B「ちょ。あんた、あたしをどういう目で見てんねん!それで親友言うか?」

A「まぁまぁまぁ。二人で別々に使こうたらええことやし。あたしが独自に研究した結果では・・・男子は・・・言うてもどこかしらコドモっぽい・・ちゅーか、ぶっちゃけガキやねん」

B「極論キター!言い切ったー!・・・いや、そういうもんでも・・・」

A「まぁまぁ、聞きよし。ほんでな?行きついたのが、Dラゴンボールやねん!すごい発見やろ?!」

B「・・・いゃあ・・・(今時何言うてんのこの子的な視線で言葉に詰まる)」

A「と言うワケで、今からFリーザ様のモノマネをしたいと思いまーす!(挙手)あ、あんたは悟空な?」

B「いや、トートッやし色々!うちよう知らんしっ」

A「ホーッホッホッ(急にスイッチ入る)!!私には戦う相手の戦闘能力が見えるのです(パーティーグッズ的な派手めのサングラスらしきものを取り出して)・・・あなたは(サングラスをいじりながら物色)・・・・・・ふふっ!12000円ですね!!」

B「ちょぉー待て!なんで円単位やねん!!しかも鼻で笑ろたな?つかそれ、今日のあたしのコーディネートに対してか??そんな安ぅないわっ!!」

A「・・・おや、あちらの男性(通りすがりの人を物色)・・・ふむ、これは・・・スゴイ!!3200000円相当のRレックス!!さらに首元に光るのは・・・なんとクロムHーツ!!・・・ちょっとそこのイケメンおにぃさーん!!!!(走りだそうとする)」

B「そのままナンパするんかーい!!てか、せめてそのヤバそうな眼鏡外していけー!!」


(おわる)

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