第2話 別れろ切れろは下僕になる前にいう言葉

 こんにちは。


 2話目を2回書いている、下僕です。


 300文字強が消えました。


 再度、冒頭から書いています。


 そのまえに、こちらをお読みいただいた奇特な方、ありがとうございます。


下僕は励みになりますが、言いにくいのですが、『ねこの下僕の日報』は為に


なることは、ひとつも書いてありません。


面白おかしいかも不明です。


ランキングも意識していません。


はっきり言います。


時間の無駄かもしれませんので、心と時間に余裕のある時にお読みいただく


くらいで、十分です。


 本文に戻ります。


 昨晩、更新しようとしましたが、寝落ちしました。


その結果、寝冷えをしました。


下僕は、おそろしく寝相が悪いのです。


寝相で、数々の逸話を残し続けていますが、ここは、『ネコの下僕の日報』


なので、割愛します。


下僕の寝相が悪いことをおネコ様たちは、下僕だけの深夜の大運動会と思っている


ことでしょう。


ちなみに、下僕とおネコ様は、部屋で以下のような位置関係で眠ります。


 あつさんの場合、至近距離で下僕を見守ってくださいます。


いうなれば、升席で相撲観戦しているタニマチポジです。


 まつ様の場合は、部屋の一番高い場所にいらっしゃる殿上人。


黒髪ロングの美少女JKは、下僕なんかと同じ高さでは、寝ていただけません。


畏れ多いことでございます。


 大五郎殿の場合は、下僕の寝るところが女子部屋でも大五郎殿だけはいつでも


ウェルカムルールをイマイチ理解していただけず、


「拙者、紳士ゆえ。おなごばかりの部屋には入り申さん」


という高潔な精神を体現しているのかは、不明ですが、最近は大黒柱の部屋で


寝ていたり、2階のエアコン直下の疑似キャットタワー化しているTV台に寝て


いらっしゃいます。


反抗期の少年のように添い寝してくれなくなりました。


下僕は母さんポジでもあるので、昔は可愛かったのにと悲しんでいます。


 寝冷えをした結果、深夜2時に腹痛でトイレへ駆け込む事態に。


あつさんは、どんなに眠くても速攻ついてきてくれます。


下僕が逃走しないよう監視しているわけではありません。


職務ではなく、『愛情』とうけっています。


嬉しい限りです。


まつ様は、


「もぉ~、急にどこ行っちゃうわけ!?下僕のバカ!心配なんかしてないんだから!」


下僕が、トイレを出る前に手洗い場の窓枠で監視していらっしゃいます。


ツンツンのデレで、下僕!幸福の極み!!になります。


お二人に誘われ、寝床に戻るとそこには、大五郎殿が!!


「どうした下僕。まだ下痢か?しょうのない奴め。余が温めて進ぜよう」


乙女ゲー真っ青のセリフでワタシの上へ。


「ああっ!いけません!大五郎王子!その御身が穢れます」


「構うものか!!」


荒々しく、腹痛の余韻残る下僕の腹部にドカッと馬乗りに。


「幸せ過ぎて下僕、怖いの」


 この幸せが永遠に続かないって、下僕、知ってるの。


だって、


下僕、寝冷えでおなか痛いの。


まだ。


なんなら、大五郎殿に踏まれた圧(6キロ弱)で体内の小腸大腸がぎゅーって、


押されるの♥


危険!


危険!!


人間の尊厳を取るか!


一時の大五郎殿の愛に溺れるか!


後片付けは自分です。


予断ですが、優秀なおネコ様たちは、お手洗い以外でしたことはないのです。


我ら、失敗しないので。


おネコ様が粗相をしないのに、下僕がするわけにはいきません。


下僕は、限界まで耐えた。


耐えて、耐えて、耐え抜いた。


深夜4時過ぎ。


限界が突如、下僕を襲う。


強烈な腹痛が、無意識に下僕の体を揺り動かした。


「おい!下僕の分際で、何勝手に動いてるんや!気ぃがそがれた!やめだやめだ!!」


大五郎殿は強靭な後ろ足で、下僕の下腹部を踏切版よろしく蹴り上げ去っていく。


待って!行かないで!!違うの!!!


別れろ、切れろは下僕になる前にいう言葉……


お宮さんの気持ちが痛いほどわかる。


そう、下僕、お腹がいたたたたたたたたたたたぁ~


ビロウな話ばかりで申し訳ありません。


ですが下僕は、奇跡を起こしました!


脱兎のごとく階下のトイレに駆け込み事なきを得ました。


人間の尊厳守りました!!!


嘘ではないです。本当だってば。


ギリギリで生きていたくはありませんが、今回も大丈夫でした。


しかし、部屋に戻り、大五郎殿との痛手を感じつつ布団に入ると、


部屋のドア辺りから視線が……


でぇーちゃん!!(大五郎殿の愛称のひとつ)


戻ってきてくれたの、下僕、うれしい。


目があった瞬間、部屋を出ていかれました……


下僕は、大五郎殿のプイってする態度に一番傷つく~。


そんな、下僕をあざ笑うかのように、入れ替わり立ち代わり、まつ様とあつさんが


下僕の上に乗り、なでなさいよ!腰パンしなさいよ!と朝まで要求し続けられた


真冬の早朝でした。











  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る