しまこの昔話⑩(うなこの苦しみ)
しまこは愛知県出身です。
蓬莱軒っていううなぎ屋さんが、とてもとてもおいしいのです。
愛知県にはおいしいものがたくさんあり、ときどき夢に出てきます。
さて、しまこが夫くんとつきあっていたとき、蓬莱軒に行きました。
「おれ、1半(1.5人前。すごく量が多い)にする」(夫)
「あたしも!」(しまこ)
「えっ!?」(夫)
お店の人は「えっ!?」とは言いませんでしたが、ひどく驚いてしまこを見ました。
何しろ、しまこはちっちゃいうえに、そのころは今よりも12キロくらい痩せていて、細かったのです。
みなが驚く中、しまこは完食しました!
1半のひつまぶしを!!
帰りの車の中で、しまこは苦しみました。食べ過ぎで。
「うなこがー! うなこがー!」
しまこはパンツのベルトを緩め、ボタンを外し、苦しんだのです!!
でも、ひつまぶしはとってもおいしいのです。
蓬莱軒のひつまぶしがいいのです。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます