しまこはどや顔で自慢した
「ねえねえ、見て見てー!」
「何?」
「ほらほら、ミステリーね、1位2位3位、しまこなんだよ」
「へえ、すごいねえ」
「うふ。まあ一瞬だけどね」
「ふうん、西しまこっていうの」
「そう。あれ? 知っていたよね?」
「うん、そう言えば。じゃあ、カクヨム、西しまこ で検索すればいいの?」
「やめて」
「おれの妹に教えればいい?」
「は? なんで、やめて」
みなさんにお伝えしておきますと、しまこのペンネームはカクヨム登録前からバレているのです。何しろ、ショートショートを書いて見せていたのですから。そして「へえ、そう。あとでね」と言われていたのです。
しまこは知っています。
夫くんは検索しません。そういう性格なんです。
あっ、これ、夫くんとの会話です。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます