我が家には忘れ物(をする)神がいます
忘れ物(をする)神が我が家にいます。
忘れ物というか、失くし物(をする)神です。
彼は電車の中に忘れ物をしました。
1回目は片道2時間かけて2千円くらいかけて、遠方の駅まで取りにいきました。
2回目は車に乗って警察署に取りに行きました’。
おかげでわたしの自由時間はなくなりました……
「見つかった! 神!!」
あのね?
探す努力をしたのはあなたの親ですよ?
忘れ物係の電話に出たひとが全員嫌なやつで、しまこは切れましたよ?
彼はとても嬉しそうでした。
「届けてくれたひと、神!」
「そういえば、オレ、ビーサン失くしたんだけど?」
買ったばかりのビーサンです。
しまこは溜め息をつきました。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます