七夕飾りに「大きくなったらなりたいもの」が書かれていました。

幼稚園のころのことです。

（先生の代筆です。）

年少の長男「あかいちゅーりっぷになりたい」

年少の次男「おとうさんとおなじかいしゃではたらきたい」

少し大きくなった長男に聞きました。

「大きくなったら、何になるの？」

「でんしゃ」

「……電車になるの？」

こくりと彼は頷きました。

運転手じゃないのです。電車になりたいそうなんです。

「そっかあ。頑張ってね！」

としまこは答えました。

西さんちで一番ぶっとんでいるのは、実は長男なんです。

最近、大人になって、なんだか「おれふつうだけど？」みたいにしているけれど。

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