第13話SW2.5あれこれ「三本の剣のかけら」

「いや剣のかけらといったらカルディアだろう」

「でも直接争ったルミエルとイグニスから大量にかけらでたんじゃないの」

「四本目もあるらしいからいくらでもかけらがあるんじゃね?」

「そもそも模造品に値する魔剣が山ほどある時点でね」


 このように剣のかけらというものの由来が何なのかは深い謎に包まれているもので、解き明かすというよりまあ、三本の剣の伝説から世界そのものが剣のかけらみたいなものなんだよってことかもしれない。


 なので三本の剣のかけらというより、剣によってつくられた世界だから、その構成要素を剣のかけらと呼ぶのは至極当然の話ってことになりますね…

 なので多分、剣のかけらを沢山集めても砕け散ったとされるカルディアにはならないのかもしれませんが、いかんせん魔力のみなもとみたいなカルディアの位置づけから、ある意味で世界そのものを構成する要素にカルディアが進んでなったともいえるのかもしれませんね。

 蛮族が同種族を強化する目的で使うのも、まもりのけんを儀式で維持するために使うのも、この世界を維持するためにある意味で最良の選択とも言えたのかもしれません。

 もしかしたら剣のかけらをめぐって人族と蛮族の仲がとりまとまるなんて未来も夢じゃないやも?

 まあ敵を意識しなければ戦闘が出来ないので、これは仕方ない、かな?

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