赤髪現る。

第1話

数日前

美容院に

行ってきました。

インナーカラーという

お洒落なものを

やってみたく

前回

チャレンジ

したのですが

これが

良かった。

正面から

見ると

染まった髪は

見えず

髪が揺れたり

結んだ時に

お目見えします。

チラリズムです。

それが

とても

楽しかったので

今回も

やることに。

そして

せっかくやるならば

違う色にしたい！！

前回は

薄茶ピンク系

でした。

検索すると

オレンジ系が

馴染みやすい

とのことなので

それにします。

長年

担当して頂いている

美容師さんに

その旨を

伝えます。

「オレンジっぽい

赤っぽい感じで」

これで

美容師さんは

全てを

把握してくれます。

なんせ

長年の

お付き合いなので。

私は

あまり

細かく

指示をしません。

美容師さんを

信頼しているのと

自分が

面倒臭がり

というのも

あります。

髪は

いずれ

伸びる。

この思いが

一番強いです。

今回も

いつもと

同じように

美容院での時を

過ごしていました。

その結果

・・・。

完全な

赤髪に

なっている！！

もちろん

インナーカラーの

部分

だけなのですが

だいぶ赤です。

その他の

部分は

黒髪なので

メリハリが

強い。

「オレンジっぽい

赤っぽい感じで」

私は

そう言いました。

これは

なんとなくの

ニュアンスで

この

なんとなく感を

髪にも

表して

貰いたかったのですが

仕上がりは

曖昧さのない

赤です。

いくら

チラリズムでも

目が覚めます。

しかし

やってしまったことは

仕方ありません。

染め直すのは

もう嫌です。

いや

待てよ。

世の中で

起きること全てに

意味がある。

であるならば

この私の

赤髪にも

ちゃんと

意味があるに

違いない。

今は

気付いていないけれど

いずれ

分かるかもしれない。

そうだ。

美容師さんも

意図があって

染めてくれたに

違いない。

だって

長年の

付き合いだし。

これは

受け入れるしかない。

思考が

目まぐるしく

回りましたが

結局

そのままで

帰ることにしました。

まぁ

実際

日常で

困ることは

ありません。

ヨガインストラクターなので

仕事に

影響が

出る訳でもなく。

せいぜい

ご近所さんが

見かけて

驚くぐらいです。

しかし

それも一瞬。

すぐに

慣れてくれるでしょう。

現在

数日が

経過しているのですが

自分的にも

だいぶ

慣れてきました。

もう少ししたら

赤が

クセに

なるんじゃないかなと

思っています。

せっかくならば

お洒落を

楽しもうと

思ったのですが

逆に

適当な

ゆるゆるジャージを

着ていても

「あの髪だから

服もあえての格好ね」

と

周りが

勝手に

お洒落として

扱ってくれるかも

しれません。

自分では

絶対に

選択しない

髪の色でしたが

受け入れて

しばらくは

楽しもうと

思います。