第21話

そういや、美海達と付き合ってからプリクラ撮ってないよな。せっかくだしとるか。梨香もいるが、家族だしいいだろう。将来の家族写真的だし。


「美海達プリクラ撮らないか?」


「いいねー。付き合ってから撮ってないしちょうどいいね。4人の思い出としても」


「いいわよ、、、、記念としてはちょうどいいわ。最後にか達としてのこるものを持っておくのわ。寂しくないものね」


かなえは最後なにか言っていたが聞こえなかったな。まぁいいか、そんなに大したことじゃないだろ。付き合っている俺達に言わないってことは。なにか隠してる節はあるが。


「んじゃゲーセンに行くか」

 

柏のゲーセン入ったことないからな。どんな感じか楽しみだ。行くとしても秋葉のゲーセンが多いし。秋葉の方がユーホーキャッチャーの種類が豊富だし、アニメ系のグッツも多い。まぁ千葉県なら俺の青春ラブコメは間違っているのグッツも多いかもな。松戸は少なかったけど、千葉市なら結構あるだろう。聖地だし。


少し歩くとゲーセンに着く、ここに来るとプリクラに来る女子高生が集団だとよくナンパされないなと思う。やっぱり一人の子が狙われやすいのか。まぁ集団をナンパしても今楽しんでるんだから邪魔だと思われるし、一人でプリクラを撮るやつはいないから、オタク友達がいいないんだなと思って、ワンちゃんいけるんじゃねと思って話しかけるんだろうな。


そう思って痛い視線を浴びながらプリクラ機に到着した。さすが女子高生ばっかしだ。美海達を見て負けたという顔をしてるが、そりゃほとんどの女子が負けるんだから気にしなくてもいいと思うぞ。して俺を見てヒソヒソする。え?なにお前じゃ釣り合わないだろと思われてるの?まぁイケメンになったといわれても、美海達ほどじゃないからな。釣り合う男になれるようにするか。


「それじゃ入るか」


プリクラ機に入ると、俺達が入ると、俺の両隣が美海、かなえになった。まぁ彼女だしこうだよな。問題はなにモードにするかだな。四人いるから恋人モードはできないだろうし。友達モードにするか。


「友達モードでいいか?」


「完全マニュアルでやろうよ!」


「そうねそっちの方が好きなことができるわ」に

確かに友達モードだと恋人らしいことはでこないだがマニュアルモードなら一人ずつならできるだろう。もちろん梨香もいれてだが。梨香とは兄妹だからそんな激しいのはやらないが。


「それじゃまずは私からね。後ろから抱きついて肩に頭を乗っけてポンポンと頭叩いて」


なにそれギザ過ぎない?めちゃくちゃ恥ずかしいんだが。だが美海が求めているならそれをやらなきゃな。俺は後ろから抱きついて、方に顎をのせて、頭をポンポンと叩いた。そして耳元でこう言った。


「愛してるぞ。美海ほど美しい人はいない」


すると美海は本と湯気がでるくらい顔を赤くした。俺は悪ふざけが成功したかのように笑顔になった。美海はショートしている。鼎は何を言ったのよという顔をしている。本音を言っただけだぞ。 


「次は私ね、お姫様抱っこして欲しいわ」


いや人目がないから別にいいんだが、まさかかなえからその要求が来ると思わなかったから驚いた。お姫様抱っこか、合法的に太ももを触れるとか御褒美じゃん。すべすべすしてるんだろうな。触ったらちょっと撫でてみよ。


「それじゃ失礼して」


俺太ももとに手を入れて持ち上げた。うわ柔らかい。そして太ももを撫でる。めっちゃすべすべしている。いくらでも触ってられる。なめたい衝動に駈られるがそれは我慢する。まだ高校生だしな。そしてプリクラを一枚撮る。


美海は復活したのかこっちを座った目で見ている。ヤンデレモードを発動した。かなえとのスキンシップなら問題ないと思ったが、不味かったらしい。


「ふぅーんかなえちゃんの太ももの感触はどうだったかな?さぞ素晴らしいんだろうね。そのてを骨折させればもてないよね?」


美海はバックかはらハンマーを取り出し俺日か付いていきた。いやなんでそんな物騒なものを持っているんだよ。とりあえずかなえを降ろした。ウフフと微笑みを浮かべているが怖いわ。


「美海とかなえで俺の頬っぺたにキスをして撮らないか?」


美海はめに光を戻して、満面の笑顔になった。ふぅーなんとかなったみたいだ。梨香はまえでハートマークを作るよと言った。ハートマーク確かにキスされるならそれもいいかもしれない。


「それでお願いするわ」


俺は真ん中に立ち少しにやけちゃいそうなのを押さえた。仕方ないだろ好きな人、しかも美少女二人にキスされるんだぞ。嬉しくないはずがない。


そしてシャッターと同時に二人に頬にキスをされた。やべ超嬉しい。唇の感覚がまだ頬に残っている。そしてプリクラを撮り終わり、外にでると、二人で仲良く落書きをし始めた。俺はその間梨香と話していた。 


「お兄ちゃん愛されてるね。しかも美少女二人っていうのが丸で主人公みたいだよ」


「主人公みたいのは森田みたいなことをいうんだよ。俺は脇役だ」


「あんなに多く人に好かれているのに?、、、、私だって好きなんだよ」


「まぁ森田ほどじゃないからな。主人公まではいかん」


そう話していると、美海達は落書きは終わったらしい。ホクホク顔で帰ってきた。










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