主人公の幼馴染みとモデル美少女とのハーレム生活
作家目指すもの
第1話
入院して何日か経ち、一人で歩けるぐらいには回復をした。そして今日は京都から新松戸の病院に移動する日である。美海達はもうすでに松戸に帰っている。別に寂しくないんだからね!
男のツンデレとか誰得だよ。やめよう。それにしてもここは京都大学病院と聞いたときは驚いた。それだけ傷が深かったってことだろうが。
「お兄ちゃん来たよ」
「梨香か。わざわざすまんな京都まで来てもらって」
「なに言ってるの?妹なんだから当たり前でしょ。それにしても頭を鈍器で殴られて記憶思い出すなんて頭打つと記憶を思い出すって本当なんだね」
俺もそれはマンガだけかと思っていたわ。それにしても記憶を思い出して美海とかなえどっちとも付き合えるとはな。周りから見たら二股をかけてる屑なんだろうが。二人はだんだん病院で話すうちに仲良くなっていったのは助かった。
「それで持っていくのは本と洋服だな。あんまり重くないはずたが大丈夫か?」
「こんくらいならなんでないよ」
「尾関さん入りますね」
どうやら看護婦が来たようだ。ここの人ミニスカートで足も結構よくて冥福だった。だが美海とかなえには叶わないが。二人は足のすべすべ度合いが違う。触ったことないけど。俺程の足フェチになると見ただけで分かるんだ。どうだすごいだろう?
「はいどうぞ」
「救急車の準備ができました。もうでれますか?」
「はい大丈夫です」
救急車意識あるときに乗るのは始めてだな。しかも長い距離なんだよなー。何時間も乗ってると車は疲れるが救急車波動なんだろう。まぁ寝てればいいか。一応勉強できるようにフランス語の参考書だけ持っていこう。
俺はベッドから立ち上がると、看護婦さんに連れ添られながら病室をでた。後の物は梨香が持っていってくれるだろうし。
やがて病院の外を出て、救急車の前に着いた。なんか元気なのに救急車乗るって罪悪感を感じる。だって道を救急車のために空けるってことだろう?なかにいるのはそれなりに元気な奴なのに。
救急車に入ると、俺はベッドに横になった。すると連れ添った看護婦さんも一緒に入ってきた。
「あのなんで入間さんまで?」
「一応何か起きたら対応できるようにですよ。お医者様が一人は心細いので。それとも私では不満ですか?」
それはない。だって入間さんはかなりの美人だ。むしろ他の患者さんに独占して恨まれないか心配なぐらいだ。医者も結構アタックしてるところを見た。軽く躱されてるが。
「いや不満じゃないですよ。美人ですし。見てるだけで幸せな気持ちになるレベルです」
「ふふ、ありがとうございます。それじゃ行きましょうか」
やがて救急車が出発すると、サイレンを鳴らした。俺は参考書の勉強してると、入間さんがこちらを見つめている。少しうっとりした表情で。普通勉強してるだけなんだが。
「菊池さんカッコいいですね。勉強してるときの真剣な顔が。普段もカッコいいですが。後これラインIDです。良かったら連絡ください」
俺一応彼女がいるんだが。二人だけど。これ以上増やすつもりはない。雪穂に申し訳がないというのもある。まぁ連絡はするが。連絡くらいなら不倫にはならないだろう。美海は嫉妬しそうだけど。
「分かりました。明日連絡しますね」
遊ぶ時は美海かかなえどっちかを連れていくが。それにしても俺はぼっちからずいぶん成長したよな。まさかこれだけの好意を持たれるだなんて一年前の俺じゃイメージできなかった。まぁ入間さんはたんなる興味だが。
それからフランス語を一週したが、入間さんがずっと見てきて集中できなかった。俺はとりあえず寝ることにした。今日朝早かったから眠いし。俺は仰向けになると目をつぶり寝た。
どんくらい時間がたったのだろう。俺は起きると、携帯を見た。まだ夕方か。
「あ、起きたんですね。今静岡などで後ちょっとですよ。トイレに行きますか?」
「はい、行きます。だけどあのチューブをしながら行くんですか?」
正直病人丸出しで恥ずかしいんだが。傷は痛むがチューブするほどじゃないからな。足は撃たれてないから問題ないし。さすがに外のトイレには入間さんは入れない。まぉ歩けるし左手を骨折してるくらいだから普通にできるし。頭の方は無事だったし、撃たれたのも心臓付近だから問題ない。
「いやつけませんよ。一人で行っても大丈夫です。私はお土産コーナーでちょっとお茶を買ってきます」
「分かりました。俺もちょっと買い物してから行きます」
お菓子が食べたいからな。後飲み物。喉が渇いたからジュースでも買おう。お菓子はチョコだな。運転手さんにも何か買ってくるか。こんな長時間運転するの大変だろうし。
俺は外にでると、まずトイレをすましてから、お土産コーナに行った。今思ったんたが、看護師の制服を着ながら何かを買うって大丈夫なのか?なんかナンパされそうな気がするんだよなぁー。ミニスカートだし。後で入間さんを探すか。とりあえずお茶とチョコを買い俺はお土産コーナをうろうろしてると入間さんがナンパされていた。地元の不良に。
「入間さんこっちは用意終わりましたよ」
「あ、尾関さん」
すると入間さんは腕を絡めてきた。柔らかいものが当たる。こんなところ美海に見られたらヤンデレ化するし、これは色々と不味い。俺の理性も。
「彼氏がいるので相手にはなりませんよ」
「ちっ彼氏持ちかよ。看護師で可愛いって羨ましすぎるわ」
そう言って不良は離れていった。まぁ彼氏がいればよほどのことじゃない限りナンパはしてこないよな。これでもる普通よりかはイケメンになったし、余計にナンパはしてこないだろう。これは助けるためだから美海よ許してくれ。
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