第2話

第2章 復活した独裁者と未来


1. 2XXX年、独裁者は復活した。

2. 病室のベッドでぼっとしていると、ロボット医師と助手ロボットみたいなのが現れた。

3. そのロボット医師は今までの歴史を簡潔に説明した。君主は朦朧としていたのでその話しが全く入ってこなかった。

4. 少しの間、沈黙が流れた後、医師は話しを続けた。その話しはこうであった。貴方はもうすでにこの世界の住民になる為の資格を有しています。しかし、貴方は一つ行われるべき儀式に参加しておりません。長い間、眠られておりましたから。なので今から、その儀式である去勢式を行います。

5. 君主は何を言っているのか全くわからなかった。助手ロボが君主の体を捕縛した。

6.君主はドクターロボに尋ねた。去勢式とは何だ?ドクターは答えた。貴方はすでに子孫を残す為の精子を摘出されております。なのでもう生殖器は必要なく切除します。この世界では16才に実施しております。

7. 君主は逃げようとしたが、すでに体は捕縛されて動けなかった。だんだん意識がなくなっていき、目の前が真っ暗になった。

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