『蝉』『冬』『砂浜』
四方八方に飛び跳ねる髪の毛にもかじかむ鼻と手にも厭わずに冬の砂浜を歩いていたら、突如として襲われる浮遊感。少ない衝撃。どうやら落とし穴に見事はまったらしい。楽に脱出できるその中はとても温かく、暫し膝を抱え過ごしていると蝉の脱け殻が落下。手に乗せて呟く。私はもう暫く籠っていますね。
(2023.1.26)
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