第一章 小春日和【ながやまこはる×クトゥルフ転生モノ】

長山春子

第1話「兄ツキタと転校生カチューシャ」【魚のクトゥルフ編】

小春日和【魚のクトゥルフ編】

エピソード1「兄ツキタと転校生カチューシャの小魚日和」


藤本タツキは学生時代に彼女が飼っていたメダカを埋葬するとき可哀そうだと思って食べた、という実話をパロディ化したもの

長山ツキタの元彼女であるナガトさん(仮名)、その飼っていたメダカは実はクトゥルフでロシア美少女のカチューシャに寄生して、日本に転校させて学園ドタバタラブコメっぽくしよう…と独自設定を盛り立てた結果、血迷って書いた長編シナリオです

※当初は、レゼ(クァンシー)転生キャラをイメージしたロシア転校生という設定


ツキタは死んだメダカの埋葬を元カノの長門さんに任されて最後の思い出に食べた、ツキタは胃腸炎に苦しみ、そのクトゥルフに寄生されたメダカは海をわたり、ロシア人のカチューシャに寄生した

ロシアからきた転校生として、ツキタに猛アタックするカチューシャだが、ツキタは漫画家を目指しているからという理由で元カノをフッたことがあり、何度も告白を断るツキタ

あまりにも度が過ぎた告白攻撃により、ツキタは恐怖を覚えていた、好きなものや観察日記まで書いているが、美少女にベタ惚れされててクラスからは羨ましがられている、ツキタだけが禍々しい邪気を感じていた

そこでカチューシャは、ツキタの家族になるには妹の身体を乗っ取るしかないと考えて、妹と戦うもメダカのクトゥルフでは、鬼のクトゥルフに勝てないと考えて、妹のボーイフレンドのヨウタの片玉を奪い取り、返してほしくば妹の体を寄越すように取引をした

しかし、最後の片玉を潰されてもハルコのためなら構わないとヨウタは言うと、二人の愛の強さに、カチューシャはなぜツキタは愛してくれないのかと戦意を喪失する

そして、事態を聞き付けてやってきたツキタはカチューシャの告白に向き合いこう告げた、漫画家になるまでは恋愛は捨てて漫画一本に集中したい、カチューシャは失恋したとショックを受けるがツキタは続けて、もしも日本一の漫画家になれたら結婚しようとプロポーズした

それでもいつになるかわからないとカチューシャはいうと、ツキタは自分の片玉を彼女に預けた


そして誓いの証の金玉をもらったカチューシャもといメダカのクトゥルフは、ツキタに過去の話を打ち明ける、当時メダカの稚魚だったカチューシャは、ツキタと元カノの長門さんの愛し合う姿を学習して自己投影していたらしく、水槽のなかで眺めているうちにツキタと同じ人間になりたいと願うようになる

しかし、元カノはある日、漫画家か彼女か選択肢を迫り、漫画家を選んだツキタに別れを告げた、今は他の高校生と交際しているという、ナガトは思い出のメダカは不要となりツキタに捨てさせた、このことでツキタは恋愛がトラウマになりカチューシャの告白に恐怖したのは、恋愛よりマンガを選ぶなら最初から恋をしないと誓ったからである

メダカのクトゥルフは捨てられたあとツキタが食べてくれたことで、永遠に一緒だという愛の誓いと誤解して、彼が胃腸炎で排泄をしたさいにトイレから下水道に流れ、大海原に出て、彼にもう一度会うためにロシア人の美少女に寄生して日本にやってきたとのことだ

ツキタとカチューシャは互いに夢を見守るという形で距離を置いて、恋愛は執筆活動の邪魔になるため、漫画家になれたら結婚するまで友達関係でいることにしているが

実はカチューシャは預けられたツキタの金玉で子作りをしてしまい、五年後に娘をつれてやってくるのだが、これはまた別の話となる


つづく








以下の画像

元カノの長門さんのイメージ(青髪)

ロシア美少女のカチューシャや同棲中の緑ジャージのツキタ

高校生時代のツキタとカチューシャ(学生帽)

カチューシャとツキタの娘や息子(左や右の子)

などバラバラなのですが、雑多なイメージはできてます


長山コハル漫画の滑り出しとしてはいけそうなエピソードなので一応は全5~9話の長期連載型も見越してます(魚、犬、鬼、猿、神のクトゥルフで完結します、化物語っぽい異種婚姻譚です)


以上です

新キャラについてはチェンソーマン学園のレゼ(クァンシー)をモチーフにしてます

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