報告
放課後になって。
すぐに帰らずして俺は彼女を待った。
奥原さんが教室に戻って来た。俺の横で
カバンに教科書の類いを詰め出したので、
気になっていたことを、思い切って尋ねてみる。
「あ、あのさ」
「もしかして、俺のおにぎりを食べたせいで具合悪くした?
もし、そうだったら、俺、謝るし...
いたんでいたなんてことはないとはおもうんだけど、もしそうだったなら、、、」
おそるおそる尋ねると。
彼女は優しい顔立ちをした。
いままで見たことのない表情だった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます