第53話、第二次人間界大戦争

アラードの宣言により人間は恐怖した、特に小国の民たちだ、


[我が国は金精平三力同盟を締結し、我が国に課せられた不当な賠償金請求を破棄とする、我が国に対し敵対した国賠償請求をふっかけた国々全てに対し宣戦布告する!]


この言葉によって人間界の人間は理解した、はじまるのだ、第二次人間界大戦争が、たくさんの国が巻き込まれてしまう、振り回されてしまう民にとってはたまったもんではないだろう、


 帝国

[王よ、ゴールド王国が我々に対して宣戦布告してきました、]


[見ればわかる、だが帝国は精霊界への侵攻を食い止めるため戦力を回せない、]


[しかし王、我が国が動かなければ他国が、]


[他国を助けることは考えている、ブランド王国に任せようと考えている、それにゴールド王国に味方する国はピース王国だけだ、]


ピース王国、今まで戦争に踏み切ったことのないあの国、気がかりなのは剣帝ミロクリクスの存在彼女が出れば戦局なんて一気にひっくり返される、


 ブランド王国

[帝国から我が国にゴールド王国の対応を任せるとのこと、]


[それしかないな、今すぐ四代貴族を集めて戦線に向かわせる、]


[でもお兄様、貴族の反発とかは大丈夫でしょうか、]


[そもそも貴族たちが馬鹿みたいに賠償請求をさせてきたんだから責任とって戦ってほしいよ、]


[シャネロそう言う発言はやめておけ、確かに我が国でも反対しなかったから仕方ない、]


ビルトンが諦めたかの口調だ、でもそんなことより僕が気になるのは


[しかし、気になるのはピース王国いや、剣帝ミロクリクスです、彼女が出ればビルトンでさえも勝てない、]


そうだな、ビルトンでも彼女には勝てないよな、そんな彼女を僕が倒す僕が、ライトが!


[なら、協力要請をしたらどうですか、兄上、]


[グッド、いや魔族に頼むのは今の人間界との優劣いや、借りを作ることになる、だから、]


そうだから魔族には頼れない、過去の精霊との同盟は精霊側から要請があったからだ、


[いえ違いますよ兄上、ダークヒーローに要請するのはどうでしょうか、彼らは第一次人間界大戦争では彼らが終わらせた今回も彼らに頼れば、]


[グッド!、]


父上が本気でキレた、こんなことは初めてだ、


[お前あの戦争で我が国が何をしたか分かるか、、、何もしてないのだ、今度もダークヒーローに任せたら我が国の意義は大国としての価値が!]


[国の価値、、、なるほどさすが父上、たとえ何人民が死んでも、話が違うと僕に言うつもりですか、僕は民が死なないならそれが一番だと思います、]


わかっているこんな詭弁では国を運営できなくなるとかなんかあるのはわかる、でもそんなこと知ったことではない、


[勝手にしろ、]


僕はその場から自室に戻った、


[さて、いくかな、クロノス、、、]


なんだか様子が気になるけど、


[それじゃあ、僕行くから代わりよろしく、]


ライトが旧魔王城(元ダークヒーロー基地)に向かう、白い流星のようにとびさっる、


 ピース王国

[ミロクリクスよお前はダークヒーローの対処だ、特にライトと言うやつをお前に任せる、]


[この戦いは本当に正しいのでしょうか、私の力は]


[正しいのだよ、君の力は世界を救うのだ、この戦争は正義なのだよ]


これが正しい、いや正しくはないでも、どちらも正しくない、前みたいにただの傍観も正しくない、


戦争国に支援するとは人殺しを助けるようなもの、そんなもののために私の力は、


[わかった、それは私がやる、でもそれ以外では私は何もやらないから、それで構わないな、]


彼女の力は人間界最強なんだ、我がピース王国の価値そのもの、だが帝国もブランド王国もわかっていない、彼女の力を、今見せよう彼女の力を、


見せてやれ、我が国は平和を望んでいる、しかし理解させる我が国の切り札は強いのだ、


 ダークヒーロー基地

[待っていました、ライト様、]


[我らを止めれるものなら止めてみろオメガプラン!]


僕の正義感を満たすため、今回の主役は彼女だ!


[ライト、やるの彼女と強いよ彼女は、]


確かに強いでも、強者というだけで彼女にはきっと同じ強者がいなかったのだろう、だから僕は彼女と戦ってみたいに、きっと彼女が今回の主役だ、


[彼女は強い、でもアジンたちよりは強くない、大丈夫絶対負けないよ、僕は彼女と戦ってみたい、]


彼女はきっと悲劇のヒロイン的なキャラクターだそんな彼女を戦いの中助けるまさに主人公を助ける実力者の見せ場だ、


[そうですね、ライト様に勝てるものなどこの世界にいるはずはない、]


[とりあえずお知らせしておきます、ピース王国は私たちを食い止めるためだけに同盟を結んだという感じです、またピース王国にはオメガプランが紛れています、]


[フン、なら妥協は許されない、オメガプランは殲滅させる、行け!]


ダークヒーローがピース王国に向かう、目的はオメガプランの殲滅、そして、


主人公を助ける実力者を目指すためだ、


ここからは第二章の中盤戦、見せてやろ異世界での僕の熱病を厨二病の戦いを!

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る