第43話、相手は見極めろ、

なんか今レオンの四天王がすごい魔法出してだけど、関係ないし別に知らない、


今僕たちはピース王国の首都にいる、緯度と経度の概念がこの世界にあるのか驚きだ、寒い、


[おい!、聞いているのか?]


可愛らしい声の裏に腹黒さが見える、あ〜これは何かねだられる流れだな、


[何?]


めんどくさそうに答える、


[あれが欲しい、]


なんだ?何を買って欲しいんだ、あんまり高いものは、!


彼女が指を差しているのは、路地裏で新聞にくるまっている猫だった、


[あれは?猫か、なんで猫が、しかもあんな、、、]


クロノスが悲しそうに猫を見つめる、いつもの傲慢さからは考えられないほど、綺麗な瞳、青く澄んだ瞳、それは慈愛心を感じるほど、


[猫飼いたいのか?ならもっと綺麗な、!]


彼女がライトの服をひっぱり言葉を遮る、


[、、、猫じゃない、、、あの子が欲しい、]


[!そうか、わかったお前が飼いたいなら構わない、]


何がわかったか正直彼女に何があってどうしてあの猫を飼いたいのかわからないが、何があるのだろう、いつかいい時に必ず話してくれるだろう、今言われてもあまり相手も僕も困るしね、


[?どうした]


彼女が動かないのだ、震えている、何に怯えているのか?猫が苦手なら飼わないよな?


[猫怖いの?]


[違うけど、あなたが連れてきて、お願い]


本当にどうしたのか気になるが、印象に残るな、彼女のこの伏線は、おそらくこのストーリーの完結らへんになるだろう、


[まぁ、いいよ、じゃここで待ってよ、勝手にどこかに行かないでね、あと暴れないでね、なんかしたらあの猫飼わないからね、]


ライトは猫のところに歩いていく、


[猫か、どっちかというとクロノスは猫にだな、]


ライトが猫の前にたち、手を伸ばす、


[炎、ほらあったかいよこっちおいで、]


手にほんの少し火を出して、猫を温める、


[にゃ、ニァ〜、]


猫がライトの腕に乗る、懐いてくれた、暖かそうにライトの腕に抱かれ寝る、


[猫か可愛いな、]


さてと、クロノスは大丈夫かな?何か問題でも起こしてないよな?



[おいネーチャンいい顔してるな、お前、]


[一人でこんな路地裏近くでいたなんて、まさか襲って欲しいのか、]


[マジか、なら俺たちが遊んでやるよ、]


クロノスが何かに怯えながら路地裏でライトを待っている、その姿を見た3人の男に絡まれる、


[いいな、いい面してやがる本当に、]


クロノスが怯えながら、話す


[私に言っているのか、お前ら誰に向かって言って!、]


クロノスが魔法を使おうとする、しかしライトのことばを思い出す、「なんかしたらあの猫飼わないからね」その言葉で動きが止まった、


[なんだ抵抗しないのか、やっぱりやられたかったのか?おー、これは上玉だな]


男がクロノスの胸に触れる、抵抗がないのを見てさらに二人の男も胸に触れようとする、


[何してるんだ、あいつら!まさかあのクロノスにまさか、気の毒だな相手は見極めろよ、]


路地裏の曲がり角で猫を抱えながら見ている、


[よしこれであいつがやりすぎずにいられたらお前をあいつに任せてやるよ、]


まぁ、路地裏だからあいつら死んでも別にいいや、


ライトの考えとは全く違う展開になっていった、


[おい!何してるんだあいつは!]


猫を素早く下ろして男たちに殴り返しに行った、


[テメェら相手は見極めろよ、こいつはお前らに釣り合う奴じゃないんだよ!]


[なんだ貴様!ガァ、あ〜、]


ライトが最初にクロノスに触れた男の腕を斬り落とした、


[テメェらは悪だ!]


俺はお前たちみたいな奴は好きだ、だがな好き=正義ではないんだよ、こいつは殺してもいい、彼女は性格は悪いが俺はあいつが好きなんだよ、お前らは俺の正義に反した!


[プシャー、ひい!た、たすけて、助けてください、あ!お前王族だな、あのブランド王国の第三王子の、王族がこんなことして、]


[黙れ、貴様は悪だ!]


[ギャァ、ブチャ、]


男を剣で斬り裂き、斬り落とした腕を踏み潰した、


この世界では、法律など俺には適応されない!


[何してるんだ、お前がなんであいつらの、、、]


クロノスが怯えながら猫を抱えている、彼女の震えは謝罪の気持ちだとわかった、


[すまない、]


[もういいよ、ハーとりあえずどこかに泊まろう、]


予約した宿に向かう、


[ブランド王国第三王子です、今日に予約しています、]


まだマシな宿だな、王族が止まるには少し、ん?これはまさか!


ライトが何かを察した、この魔力、強者の気配、?これはまさか兄上たちがこの国に向かっている?これはおそらく、何かを察しながら部屋に入るためドアを開けようとする、


[クロノス、その猫と、、、自分を守れ絶対だ!]


ライトがドアを開け部屋に入る、


[カキー]


ドアの裏に隠れてライトに切り掛かってきた、


[誰だ、僕の身分を知ってのことか?]


[知っているさ、人殺しの王族!]


そうか、バレたか普通バレないと思ったが、


結構強い奴がいるようだな、おそらく、


[私がやる、]


[やはり、あなたでしたか、剣帝ミロクリクス、]


https://kakuyomu.jp/my/news/16817330653400094548


[あなた、強い、、、フシュー、]


ミロクリクスがライトの体に剣で切り掛かる、


わかるよ、その剣刺さらないでしょ、


なら死んでやるよ!


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