第30話、 公表される真実は残酷だ、
[父上!]
レオンが魔法を発動させようとする、
[まてレオン、それは歴史を変えることになる、止めろ!]
[パリン!]
空間が割れる、
これも歴史改変の反動の力、防御反応とでも言うものか、まずい!アジンたちから分断される、
レオンの攻撃が発動する、
[ク!、アジンよ先に戻って状況を説明するのだ任せたぞ、]
ライトがレオンの攻撃を止める、
[レオンよそれは禁忌を犯す行為だ、神の領域だそれをしたところで今の世界が変わる保証はない、]
おそらく、テンプレ的展開察知機能搭載の僕から見てこの状況はきっと時の万人とかが出てきてやばいことになるって相場が決まってるのだ!だからまぁ、、、
[ライト今の俺を止められると思っているか、俺を止めると言うのか、]
レオンこの目は何回目だろうか魔王覇気、本気が多いんだよ、これは万人を倒さないといけないルートだな、無双、、、できるかな?負けないよね?
アジンルート
[アジン様これからどうするおつもりでしょうか?ライト様は]
私も彼の行動があまりわからない、
この次何をすれば良いのかアジンは苦悩する、
[アジン様とりあえずこの場での目的は達成されました、残念ながら望んでいたオメガプランの情報はありませんでしたが、ここはライト様の帰りを待つのでよろしいかと、]
さすがチィトゥィリ冷静な判断、確かにこの何もない白い空間内では何も得るものがない、おそらくこの空間が見せるのは魔力が高いものの思いに近いもの、ということでしょう、
[そうね、ならまず一度帰って情報の整理をしましょう、この空間の仕組みも大体わかった、次はこちらの好きな時にまた来るとしましょう、]
[了解しました、では出口を作ります]
シャスチが出口を作る、
[このまま帰ってもいいのですか?]
ストロング ダイヤモンドがアジンに質問する、
[何がいいたいの、あの魔王を放っておくのはいいことではないでも彼がいるから私たちは外のことをしないといけない]
アジンの次の行動が決まった、いつもの冷静さを取り戻し皆に指示を出す、
[アジン様、準備が整いました、]
[さて、みんな気を引き締めなさいおそらく外は、]
皆が外に出ると、、、、、、辺りは各国の騎士たちに囲まれていた、
[やっぱりこうなっていたか、ピャーチがこの後についてしっかり考えておかないからよ、]
[だって、そもそもあの空間に入れるかも確信がなかったんですもん、その先なんて]
ピャーチとシャスチがいい争っている、おそらく魔力制御が難しい空間から出て気が抜けたのだろう、
[あら、私はてっきりそのためにトゥリーがいるのだと?]
[なんだとそれはどう言う意味だ?チィトゥィリ、]
[脳筋なトゥリー先輩にはわかりませんよね、すいませんでした]
トゥリーとチィトゥィリがいつものように喧嘩し始めてしまう、
[黙りなさい!]
アジンが沈める、
[貴様ら空の空間で何をしていたのだ、]
おそらく帝国の戦士長クラスのやつがアジンに問いかける、
[空の空間?少し違うはあれは真実を見せる空間、過去に何があったか、人間と精霊が魔族たちに行った非道、勇者ユダの真の姿、]
[なんだと、貴様勇者ユダを愚弄するか、かの方はかつて勇者シン、レイと共に第一人魔大戦にて精霊王と共に魔王を撃ちとった英雄の一人だ!]
[それは間違いよ、彼女はかつて自らが王になりたいが故に先代精霊王と結託して魔族を殺しわざと魔王の逆鱗に触れ戦争になるように仕向けた、そして勇者シンが先代魔王を撃ち倒した時に、ユダはシンとレイを殺したのよ、これがあの空間で見た歴史の真実、さぞ魔王は怒っていたわ、]
アジンは見たことを全てありのままに話た、人間も精霊も絶対に信じない、信じないと分かっていても事実をありのまま話す、
人間は見たいように見、聴きたいように聴き、信じたいように信じ、自らに都合がいいように全てを判断したがる醜いものだ、
[そんなことがあるか、嘘をつくな貴様らついに本性を表したな!]
[なんのことかしら?]
[貴様らは我々人間と魔族の立場を逆転させようとしているのだ、そんな妄言で皆が納得するか!]
[あら、ならどうすると言うのきっと魔王はあなたたち人間と精霊を根絶やしにするつもりよ、今私たちの長のライトが魔王を止めているところ、このまま第三次人魔大戦が起きたらあなたたち人間が今の魔族たちに勝てるとは思えない、]
人間側には勇者と言える戦士は育っていない、精霊側も精霊王が死亡し強者も少数、対して魔族側は四天王健在、魔王健在、幹部数十名健在、人間側の勝率は日本がアメリカに勝てるかくらいの巨大な差がある、
[嘘をつくのも大概にしろ、貴様ら、もういい殺してやる、竜政砲!]
[待ってください!]
攻撃が打たれる前に、ストロングが割って入ってきた、
[話を聞いていただきたい、]
[貴様は、ダイヤモンド王国の第一王子ストロング ダイヤモンド、貴様は父を殺してまで王の地位が欲しいか!]
[その話は誤解です、父は、、、オメガプランと言う組織に操られていた、時期王になるやっぱりその組織の幹部だった、]
その幹部も戦いに巻き込まれる形で死んでしまった、情報を吐き出すのは困難だろう、
[オメガプラン、そんな妄言で固められた出鱈目な組織を信じることなどできない、貴様ら即刻この場で処刑する!]
[待ちたまえ!]
聞いたことのある声が呼び止める、ライトに近い声が、
[その話、興味深い、話を聞かせてもらいたい、ストロング王子、]
[お前は、ブランド王国第一王子ビルトン ブランド、なぜここに貴様らの国には要請が来ていないはずだが?]
第一王子、ビルトン ブランド。第二王子、ポルシャ ブランド。第一王女、シャネロ ブランド。それにレッド貴族家次期当主レッド バルト、またブルー家、グリーン家、イエロー家、のブランド王国の四代貴族までも集う、
[ここは我々に協力してほしい、帝国隊長殿、]
[ビルトン君、君はまだまだ子供だ私たちに任せなさい、]
[私はブランド王国第一王子、次期国王、私の方が一隊長より立場が上なんだ、あまり調子に乗るなよゴミ人間が!]
[ビルトン兄様その発言は不敬です、]
ポルシャがビルトンにきつい口調でいう、
[そうだぞ貴様、私は帝国の帝国の隊長なんだ、貴様らなんか小国の王子よりも上なんだ、]
[は?何言ってるんですか、私が言ったのは兄上がいつ次期国王に決まったのかと偽りを言ったことについてです、]
[は?、貴様!]
狼狽える隊長、彼らから伝わる魔力は相当なもの、隊長でも勝てるかわからないくらいだ、
[貴様の国は確かに大国ですが、あなたみたいな人がいるから各国から、衰退国なんて言われるのです、実際帝国よりも今のブランド王国の方が経済的にも優っています、]
シャネロが国際法に抵触する言葉を放つ、
[貴様、それは死罪に値する言葉をだ、帝国と戦争になるぞ!]
[やってみろ、このビルトン、帝国だろうと我が国に害をなすなら絶対負けない、、、、、、どうかここは我々にお任せください、]
[グ、わかった、しかし我々も貴様らの後ろで監視する、いいな]
[さてそれでは事情を聞いてもよろしいですか?]
[ええ、いいわよ、あなたたち人間と精霊が知るべき事実を、]
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