第22話、祭典の光り

このまま大会に出るわけにはいかない、ライトで出場するわけにもいかない、まずいな、顔バレ必須だ、さてどうするべきかな、定番だが顔に傷をつけるかな、それなら絶対バレることはない、


「痛い、痛い、グァーーー」


魔力が込められた攻撃以外なら身体にダメージはない、でも痛いものは痛い、くそー某実力者はスライム使ってたな僕がスライム作ったら類似性に引っかかる、もう既に引っかかっているけどね、


厨二病は誰もがなると僕は思う自分の知識を得意げに話すのも、テレビで見たものに憧れているだけの厨二だ、しかしみんな厨二を馬鹿にする親も教師も友達も、


だがそれでも憧れは罪なのか僕は、主人公を助ける実力者になりたいと願う!


「いってークソ痛い、まじ馬鹿やろ、いでーよ、くそ魔力で痛みは続かないが切ったら痛いよ!」


 祭典受付


「いらっしゃい、お、あんたすごい傷だね名誉の負傷か?」


「そうだ、名誉の代償だ、」


「?まぁ頑張ってくれよ、あんた名前は」


名前か、考えてなかったなまぁ適当でいいよな


「トイラだ、」


「ほい了解それじゃ時間になったらここに来てください」


さて暇だな、肉が売ってる美味しそう、


「うん、美味しい、ほんと感謝感謝だな、うまい」


カキ カキ カキーン


「これは剣の音、どこだ」


人気のない路地裏


「グ、あなたたちは何が目的なの、お兄様はどこに」


ダイヤモンド王国王女マリア ダイヤモンド


「おそらく既に仲間が殺した愚かなやつだお前を守るために戦いを挑んで死んだ」


「黙れ、お前らの目的は何だ、この国をダイヤモンド王国で何をしてきたんだ!」


「貴様に答える道理はない、貴様は我々の新しいモルモットとなるその前にも遊んでやるからな」


「ク、あーーー」


ンー、あれはマリアだなダイヤモンド王国の姫様だな、一度助けたことがあったな、どうするかな助けないとなーでもこの顔だとなー早くしないと、しかたない回復魔法


「大人しくしろー」


「ク、ごめんなさいお兄様」


「プシャー」


敵が斬られ血しぶきたが飛んだ、


「こっちだ早く逃げるよ」


グッドがマリアの手を引く


「待てこのやろ、クソ」


追いかけてくる


クソ、ライトとしてもよかったけど、白のロングコートなら夜じゃないと真っ昼間からTPOを無視はできないこうなれば、魔力通信、姉上助けてください、


「待て、囲んだぜ」


「手こずらせやがって」


「降参するなら今ですよ、我が名はブランド王国第三王子 グッド ブランドである」


「なんだと王族」


「お、王族が何だと言うのだこっちは四人だ、一人殺しやがって」


一人がグッドに剣を振るう、


「プシャーーー」


赤く輝く一刀に斬られ赤く輝く血しぶきを吹く


「あなたたちわたしの弟にそんなことして生きて帰れると思うなよ!ハーーーーーー炎帝剣」


残りの敵を切り刻んだ、


「助かりました姉上」


「心配したよ魔力通信が遅いもっと早くしてくれれば」


心配してくれる姉上はやっぱり優しい


「あの、助かりましたすみませんブランド王国の王子様方だとはこのお礼は必ず、では」


僕は確信した彼女が今回のメインキャラだ、要チャックしとかないと、


 時間だな


「それじゃ姉上また明日僕まだ用事が終わってないので」


「そう、わかったわ」


さて姉上とは離れられたな、前祭典で10に入ったら予選免除と言う決まりがある、そんなことより


また顔に傷をつけないといけなくなった、クッソやろう!絶対許さねー


「痛いー」



第一予選、マタームリ対トイラ


僕はやりたいことがあるあたかも接戦かのように戦う僕はこれがやりたい


「お前、顔の傷がすごいな、また増やしてやる、だー」


力強く殴りかかってくる、それに対して僕は全て少しだけ強い力で殴り合う


「なかなかやるな、お前だが肉体強化魔法、ウォーーー」


いまだ、一撃!


「グガーーーーーー」


勝者トイラ


予選第二試合、タイパーン対トイラ


「ハーーーーーー」


こいつは魔力弾、遠距離魔術士かなら同じくらいで撃ち合いだ、少しづつ魔力を上げてく、


「グ、ウオーガーーーーーー」


勝者トイラ


 こんな調子で予選の試合をなんなく突破した


「おいあいつルビー王国の騎士長を倒したってまじか?」


「いやエメラルド王国の貴族を倒したって」


「あいつはもしかしてダークホース!」


 宿帰還


「あー疲れた、あいつらの攻撃パターン読むの神経使った、?」


 掃き出し窓から風が当たる


「夕日が綺麗だ」


「あら?私は夕日に劣っているかしら」


https://kakuyomu.jp/users/gakusei191419/news/16817330653061458765

*アジン、大人イラスト


夕日に照らされながら靡くアジンの美しい髪


「人の宿を突き止めて待ち伏せしてたの?」


「人聞きの悪いこと言わないで」


なんかこの数年で少し印象が変わったかな


「ドゥヴァからこれから大きく動くことになるってあなたが言ったて聞いたから」


「なるほどねだからここに僕を呼んだのか」


「そう、それでなんで祭典の大会になんて出てるの?」


あー、それはただ、変装して最後の試合で正体を明かし意味深な事を言ってさる、てのをやりたいだけなんだよな、なんとかいい言い訳わ、


「、、、あなたのすることは全て正しいことは知ってる、でも私たちにも頼ってもいいのよ」


やっぱり、成長したのか賢くなったのか


「すまない、わかった」


「ハーまぁいいわよ、でも気おつけなさいよあなたの正体一様隠してるようだけど試合でボロ出さないようにね」


それは本当に気おつける、バレるのではなく自ら正体を明かさなければカッコ良くない


アジンは僕の部屋を片付けながら僕に語りかけている、


「わかってるよ、そっちは最近どうだいじょぶ?」


「みんな各国で暗躍してるオメガプランの対象や私たちダークヒーローの組織力強化」


「不治病の子たちを救ってるの?大丈夫?」


「心配してくれてるの、ありがとううれしいわ、大丈夫よ私もレベル3ならなんなく直せるわ、シャスチも不治病を直せるようになったしね」


へーそれはすごいな、シャスチは魔力の使い方がうまいからな、ピストルに魔力を込めたり、魔力の斬撃は1番繊細だった、教え子が強くなるとはうれしいな、


「それはすごいね、僕が褒めてたって伝えといて」


「分かったわ、それじゃ準備ができたら知らせるから、また」


「うん、またね」


アジンが凛々しい顔で去ろうとする、


「あ、ちょっと待って、、、」


「何?」


ライトがカバンから何か取り出す


「これは!」


ライトが緑色が綺麗なペンダントを取り出した、


「これはね僕が作ったんだ、一番上手くできたやつなんだ、この精霊界では災いから身を守る効果があるんだってアジンにあげるよ」


「私に、、、いいの?」


「うん、いつも世話になってるし誕生日もみんなはよく顔見せてくれるから渡せたけど、アジンは忙しくて渡せなかったから、もらってばかりも、あれだしね」


「ありがとううれしい、大事にする、それじゃ」


「あ、まだ待って」


「まだ何かあるの?」


アジンが興奮を抑えながら聞き返し


[ますます美人になったね、]


アジンの目が覚めたような感覚に陥り冷静さを保てなくなっる


[バカ、何いってるの、もう行くから、]


アジンが飛び去っていった


[流石だな、顔色一つ変えないなんて、さすがの僕でさえ少し緊張したのに、、、]


ライトはこれでもそれなりに鈍感ではない、


 アジン


カー、ナチュラルイケメンかよ!、何何何、何なの、あんなの、あんなのずるい、はー、


[バカ、]


ペンダントを握り笑を浮かべながら夏の暑い夜中にさらに暑くなるアジン、




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