第2話 創造神について
地母神があらゆる行為、あらゆる存在をその器に持つ時、創造神はある種の創造行為を行おうとする。創造行為とは、なにか役に立たないものを役に立つ形にすることである。新しいものを生みだすのではない。ただ、役にたっていない、活用されていないものを役にたつ形に転換する。
創造神への供物、供行とは、役に立っていないものを見つけ、それを役に立つ形に転換することである。表現においては分かりやすい表現、使いやすい形、買いやすい価格、これらはすべて創造神へ捧げる神事である。一方、どれだけ製品やサービスを磨いたとしても、それが使われない時には、それは地母神へと奉納される。
人類が爆発的な成長と発展をしたきっかけはガソリンとコンクリート、アルファルとであり、これまで使われていなかったあるいはつかいにくかった資源を万民が使える形にしたからである。携帯電話ではインターネットがつかいにくいというところからiphoneなどのスマートフォンも生まれてきた。もしあなたがこれはうまく使われていないなぁというものを見つけたら、それを人々があるいは自分がうまく使えるような形にすることが創造神への信仰である。
創造神への信仰はあなたの人生あるいは周囲の社会を大きく発展させるだろう。しかしその発展の原動力は常に地母神からであって、無駄な行為を供行として積み上げ、積み上げ、その果実が創造であることを忘れてはならない。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます