第14話 アップルティーはいかが
人生初のコロナにかかっておりましたイーエーイごきげんようおなつです。いかがお過ごしですか。わたしは数週間ぶりのひとり時間ゲットなのでテンションが高いです。
いーやー、もうね、薬が合わなくて40度近くまで発熱してましてね、おまけに数年ぶりの喘息まで併発してしもうてもう本当えらいこっちゃなんですよ。胃腸をようやく治したと思ったらこれ! ね!
あ、胃腸治した折りにはちゃんと食べたかったうなぎにありつけました。お舅さまがごちそうしてくださいまして、ふわふわもちもちうまうまでございました。
コロナは旦那発症のわたし経由で上の子くんにまで移してしまいまして、順番に寝込んでおりました。いやまあわたしは寝込んでないんですけどね。家のことをしたり、なぜか唯一移らなかった下の子くんの面倒をみたり、上の子くんの看病をしたりで、わたしだけずーっと具合悪いまま働いてましたよ。おかげで未だひとりだけ咳を拗らせてますがな。なんで旦那ってあんなに役に立たないんだろうね。糞腹立つわ。おっといけない本音が洩れちゃう。
今日は上の子くんもようやく学校に行ってくれまして、っひゃあ〜嬉しい掃除しよ!! っつって朝からいそいそごそごそしておりました。ひとりってなーんて楽なんでしょう。
まあそんなおかげで、佐伯くんは更新もできていなければ続きに取りかかることもできておりません。続き書こうと思ってた矢先でしたからね。取り敢えず近いうちに更新だけはせねばと思っております。喘息もうちょっと落ち着いてほしい。
実はうちには水槽がありまして、めだかたんとエビたんを飼っています。もう1年くらいは経つんかしら。
エビたんがねえ、透明な子たちなんですが、可愛いんですよ。ニュースを見ると気が滅入るので、暇さえあればテレビを消してずーっとエビたんを眺めてます。水草に隠れるのであんまり姿は見えないんですが、1匹だけ無駄に元気なやつがいるので、その子を追っかけて見てます。癒やされるんですよ〜。
でもさ、水槽眺めながらわたしはふと思ったのです。
めだかたんもエビたんもさ、おもちゃで遊ぶわけじゃないじゃないですか。テレビ見るわけでも、スマホ触るわけでもないじゃん? 食って泳いで寝てるだけなんだけど、この子らってなんか楽しいのかしら、と。
めだかの気持ちもエビの気持ちもわからんので、どういう感じなんかしら、と不思議な気持ちでいつも水槽を眺めております。水槽の中から人間眺めてばかにしてたりするのかしら。彼ら同士は会話ができたりするのかしら。とても気になります。川で泳いでんのとどっちが幸せなのかしらねえ。
あと、どうでもいい話なんですが、うちの下の子くんは友だちいない民なんですよ。上の子くんの友だちには可愛がってもらってるんだけど、クラスではぼっちなのです。ぼっちだけならまだしも、最近嫌な男の子がいるんだと言って、ちょっと困っておったのですよ。言葉尻がきつかったり、からかってきたりするそうで、うーん、馬が合わないんだろうなあ、悪化するなら先生に相談せねばなあ、などと心配してました。が、本人にもちっこいなりにプライドがあるみたいで、先生には言わないでほしい、と言うのです。どうしたもんか、と頭を悩ませておりまして、取り敢えず、なんか嫌なことがあったら言うんだよ、と。学校は嫌なことを我慢する場所じゃなくて、嫌なことにどう対処すればいいかを学ぶ場所ですよ、と話しておきました。
そしたら、下の子くんの中でなんか気持ちの変化が起きたのか、先日「友だちできた(・∀・)」と嬉しそうに報告してきました。なにやら女の子ととんでもなく仲良くなれたそうで、今日も学校終わりに一緒に遊ぶんだと言ってうきうきしながら登校していきました。
良かったねえ、と思いつつ昨夜も話を聞いていたんですが、友だちできたのがよほど嬉しいのか、真剣な顔をしながら言うんですよ。
「ぼく、みどりこちゃん(仮)とけっこんしようかなあ」
と。
おかんどう思う、と真剣に聞いてくるもんだから、
「そうさなあ、みどりこちゃん(仮)がいいよって言ってくれたらけっこんすればいいのではないの。それにしてもお前……重いな」
と言っておきました。
せっかくできた友だち、なくしませんようにと祈るばかりです。
小学生の人間関係って、大変だよね。
ちなみに上の子くんは1週間も休んだもんだから、朝から担任の先生からお電話がかかってきまして、
「上の子くん、今日居残り集中講義してもいいですか」
と聞かれたのでぜひお願いしますと返事をしておきました。
なにやら明日テストらしいので、今日の居残りで1週間ぶん叩き込んでくれるらしいです。おかげで下の子くんと反対にどよーんとしながら出かけていきました。がんばれ。
わたしは今から呪術廻戦の映画を観ます。
んああー自由! スンバラシイ!!
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