第五章 綱渡り
再会
小学生の頃、将来の自分に向けて手紙を書いて校庭にタイムカプセルとして埋めた。
それを掘り返すイベントが行われた。
小学校の同級生が集まって自分が将来の自分に向けて書いた手紙を受け取る。
懐かしい顔ぶればかりだった。
その中に彼女は居た。
小学校3年、4年と同じクラスだった幼馴染。
母親同士の繋がりで低学年の頃からたまに遊ぶ女の子だった。
小4の時に遊んでいるのを友達に見つかり、クラスの男子数人に僕と彼女は囲まれて冷やかされた。
まだ内気だった僕はひたすらに嫌がっていると、彼女が冷やかしている男子に向かって「好きじゃいけないの?」と言ってくれて、その場が収まったことがあった。
そして小6の時に親の都合で引っ越してしまい、それきり会うことが無くなってしまった。
そんな思い出を彼女に話すと「全然、覚えてない。」と笑って答えた。
僕はあの頃すごく好きだったと伝えた。
彼女は成人式に見かけたときは、星野真里に似た美人に成長していたが、今の彼女は結婚して体格が少しだけ良くなっていた。
その日はお互いに連絡先を交換して、それぞれ懐かしい友達との輪に戻って行った。
彼女は結婚して千葉に住んでいた。
3日後には千葉に戻るというので、翌日彼女と会うことにした。
食事をして地元の夜景が見えるスポットで話しをしてキスをした。
時間も遅くなったので彼女の実家の近くに車を停め、もう一度キスをして、お互いの性器を触り合った。
彼女は3ヶ月毎くらいに実家の親の世話や掃除のために地元に帰ってきていたので、また次に帰るときに再会することを約束した。
それから2か月後、彼女が地元に帰るというので駅へ彼女を迎えに行き、隣の県で一日デートした。
夜になると彼女がホテルに行こうと言い出し、僕らは地元の郊外にあるホテルに入った。
彼女は多少ふくよかになったものの、整った顔立ちはとてもキレイだった。
全身が柔らかくて肉感のある性的な身体付きをしていた。
幼馴染とのセックスに僕は夢中になった。
ただ緊張しすぎたせいか何故だか中折れしてしまうこともあった。
男は相手に対して思いが強すぎると、性欲よりも感情が勝ってしまい勃起しにくくなることがある。
実はいままでの彼女にもそういった事はあった。
女性の読者に伝えておきたい。
彼氏とのはじめてのセックスで相手があまり勃起しないときは、あなたに魅力が無いのではなく、彼氏は感情が高ぶり緊張して勃起できないのだ。
むしろ最初から激しい男は性欲を処理しているに過ぎない。
その日は彼女を送って行き、前回と同じように彼女の実家の近くでキスをして数か月後の再会を約束した。
次に会うまでの間、頻繁にLINEのやりとりをする中で彼女は下着や裸の自撮りを送ってくれた。
旦那との間に子供はなく、出産を経験していない彼女の身体はとてもキレイだった。
補足:出産を経験したからといって必ず身体のラインが崩れるとは言えず、そこには個人差もあるだろう。
それでも妊娠前の体型を維持するのにはかなりの努力を有することは知っている。
妊娠出産を経て、それでも体型を維持している女性は素晴らしいが、出産後に体型が変わったとしても、それは素晴らしいことだと思っている。
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