おまけ 最終話から一ヶ月後の話
空「以上が、今回患者兼被検体二名の経過観察を経て新たに判明した、【ティーンモンスターシンドローム】に関する資料です」
教授「うむ、この発見は大きな前進と言えるだろう。ただ、少し引っかかる事が……」
空「何です?」
教授「この、患者同士の繋がりについての論なんだが、どうにも科学的な根拠に乏しくないだろうか?」
空「多くの患者同士で似たようなケースが見受けられるんです! これを偶然と断ずるのは余りにも短絡的ではないでしょうか?」
教授「い、いやしかし、偶然じゃなかったら何だと言うのかね? この現象が起こる理由を説明できると?」
空「当然です、その現象は古今東西、ありとあらゆる人、文化がその存在を肯定してきた現象であり、決して根拠の無い未知のモノではないのです!」
教授「それは……一体?」
空「ふっ、決まってるじゃないですか。いわゆる『運命の赤い糸』ってやつですよ!」
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