どうしようもない人生の25年
メメタ
第1話 出会い
あれは、25年前当時16歳の冬の寒い日にコンビニのバイトを行なっている時に、当時のバイト仲間と悪ノリで今のバイトにいる女の子で好きな子は誰と言う話が始まった。同僚は、人形みたいな見た目とホワホワした雰囲気のある女の子の名前を挙げていた。
今思えば下世話な話しな感じもしますが、思春期真っ盛りな状況では、非常に楽しかった思い出です。
自分はと言うと、なぜか少し気の強そうなキリキリした人が目に入りその女性の名前を挙げていました。
そして、なぜかわからないけど当時の先輩バイトの人から、一回遊んでみればと言う感じで何故か接点を持つようになった。
会って話をすると相手の年齢が3つ年上だと言うことがわかりました。
女性に対して偏見やそんなものはなかった自分ですが、何故か同年代より年上の人に惹かれる事が多かった気がします。
そして、さほど時間をかけずお付き合いさせてもらいました。
当時は、クズのような生活をしていて、今でも忘れないのですが、印象の話になった際「死んだ魚のような目をした人」でイメージに残っていたと言われた。
今思えば、何も希望もないただただ毎日がつまらなくて、刺激もなく日々過ごしていた。
何故死んだ魚の目の人と付き合ったのか聞いた時に、印象とは真逆の人だったかららしい・・・
その女性曰く、「情熱的で、毎日会って好きと伝えてくれて、こんな優しい人はいない」と言っていた。
今の自分もそうですが、思った事感じた事を口に出してしまう性格だったので素直な気持ちで接していただけでした。
それから2年の月日が経った際、突然の別れ話が出て、元彼の方と寄りを戻すという事で別れる事になりました。
この時くらいから今思えば突然の気持ちの変化、こう思えばそれしか考えない性格の人だったんだろうと思い出します。
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