(仮)一人の少女を犠牲にして現代は成り立っている
神無月
第零話
それは突如現れた。
世界各地至る所に塔、洞窟、扉etcが出現したことがテレビで報道された。
交差点の真ん中、駅の改札、ビルの入り口、机の引き出し等ネット、ニュースで大騒ぎされた。
日本では報道後すぐに自衛隊と警察が協力し確認できた場所を封鎖して突入した。駅、家、ビル、道路、山を目撃証言、ネット、tuwittaの投稿をもとに現地に向かい突入した。
だが、中には何もなかった。
誰もが困惑した
ファンタジーが来たと喜んだ者もいた
つまらない世の中が変わるかもと期待した者もいた
だが、内部は虫一匹もいないドームのような空間が広がっていただけ
ニュースにも取り上げられた、突入した異変の中には何もないことを
ネット、tuwittaもこの事がトレンド入りもした
この異変が起こり2時間後突如上空に巨大な半透明のスクリーンが現れた
それだけではない、テレビに謎のチャンネルが増えたり、動画投稿サイトmoutubeに謎のチャンネルが登録されていた
人々は困惑した
すると画面にノイズが走り映像が映し出された
映像に移っているのは一人の少女
壁に寄りかかり脱力した状態で座って俯いている
俯いているのと髪が長い為か顔がよく見えない
服装は制服を着ており学生だとわかる
死んでいるのかと見ている人は思ったが、体が少し動いているのがわかり生きていると確信し安心した
だがなぜ少女が映っているのか
なぜ寝ているのか、誰もが疑問に思った
ネットでは制服の特徴を調べて学校を特定しようと動き出していた
各方向が動き始めだそうとしていると
”……っん”
少女が目が覚めたのか俯いていた顔を上げた
そして、彼女の地獄の日々が始まった
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