俺だけヘルモードな件~鬼畜難易度ですがその代わり確定レアドロップで最強です。病気の妹を治すために裏庭のダンジョンに潜りポーションを手に入れたい。借金一億あるけど現代のゴールドラッシュなので余裕で返す
第84話ダンジョン攻略九日目2 《スキル》と《魔法》検証2
第84話ダンジョン攻略九日目2 《スキル》と《魔法》検証2
正直辛い……
今までで一番魔力を持っていかれた感じがする。
「少し辛いですね……一気にごっそり持っていかれました」
「『魔力のステータス』って確か『S』まで伸びてたわよね……それで辛いってどれだけ魔力を持っていかれてるのよ……でも対人戦を考えると便利な《魔法》よ。パーティー運用はもの凄く厳しいけど……アタシが入って見てもあんまり効果が分かんないよね……多分レベルや魔力の値が高すぎて
なら今回の大会でも問題なく使えそうだ。
「それにしても、『朝家の守護者』と称された
「へぇ~奇妙な縁もあったものね~」
師匠は呑気に呟いた。
そして中原さん、相変わらずの博識である。
「新《スキル》の『【
「そうね……じゃぁ先ずは袈裟斬りをやって見て」
「わかりました。でもショートソードなんで不格好ですよ?」
「いいからやる」
ショートソードを正眼に構え一歩踏み込むと同時に、剣を振り下ろす。
しかし、二人の反応はあまりよいモノではなかった。
「『ステータス』に振り回されているって感じですね……」
「集中って言うぐらいだから、溜めたり気合を入れないとダメって事か?」
――――と考察する師匠。
「じゃぁ次は渾身の一撃を放つつもりでやって見ます」
ショートソードを正眼に構える。
目指すのは
一歩踏み込むと同時に、剣を振り下ろす。
自分でもショートソードを振った軌跡が綺麗だと言う事は容易に気が付けた。
「一気に技量が上がりましたこれが《スキル》の恩恵でしょうか?」
「『【
「なら【
「恐らく違うと思うわ……多分だけど」
――――と師匠は前置きを挟む。
一体どういうことだろうと、俺と中原さんは固唾をがぶ飲みレモンぐらいがぶ飲みして、その時を待つ。
「『力』、『耐久』、『技巧』、『敏捷』、『魔力』の基本ステータスと、『幸運』などを含む全ての『ステータス』が上がると思うの……『ステータス』は難解で『上昇』、『向上』、『強化』とヒョーゲンが違うんだけど……恐らく強化の補正が違うと言われているのんだけど……この《スキル》はそれが記載されていないの……
多分【
「例えば【
「なるほどATL〇Sゲームでお馴染みのヒー〇ライザって感じですね……攻撃・防御力と命中・回避率を上昇させる万能バフ魔法ですね……欲しい能力を切り替えて上昇させられのは単純に強いですよね……」
「トモエちゃんてホントにゲームが好きなのね……勧められて始めたけど5Rは変にリアルよね。都会育ちとしては4Gの雰囲気が好きね。『ぼくのな〇やすみ』みたいで……」
(番長は俺も好きだけど、『ぼくのな〇やすみ』が好きなら『オラと博士の夏休み』でもやってろ!)
「電車通学ですから、その間に出来る娯楽は読書やゲーム、アニメを見る事ぐらいですから……電車と言えば3のあのダークのな雰囲気もいいですよね……」
3,4のリメイクが現行の全プラットフォームで出た事は嬉しい。宇宙樹の迷宮も1~3のリメイクの移植が最新ハードで遊べるのはありがたいが、流石に話がソレ過ぎだ。と思い軌道修正にはいる。
――――とヒートアップする二人を止めるために俺は声を上げた。
「次は実戦で試して見ましょうか……」
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