沖縄面接

第6話

守お兄ちゃんが…社長!?なんでー?

しかも面接って、守お兄ちゃんがするの!?

いきなりやってきて、1人ずつ面接って?


みのるなに?緊張してんの?」


「え!?だってー、社長なんて…聞いてないよ!俺を辞めさせるってこと?」


「なんでそうなんの?面接だよ」


「だって俺…もう採用されたのに」


「みんなと話したいだけだよ〜」


守お兄ちゃんと、同じ会社なんて…夢かな?


「でも、前の社長は?今日は1人できてるの?」


「…実、これは他の人言わないで欲しいんだけど」


「うん?」


「今つわりひどいから…」


「え!?ま、守お兄ちゃんが!?え…子供!?」


「うるさい」


「えー、びっくりー!」


全く想像できない。えーありえない!ひえー


「その話はもう終わり。でーなんかさ、東京のモデル事務所はどんな感じだったか教えてよ」


「あー、最低男がいるよ!もうねー許さない!」


「誰のこと?」


旭川あさひかわってやつ」


「それはスタイリストか。なんで?」


「はるちゃんにセクハラしてたんだよ!」


「…そうか…なるほど…。それで?そのはるちゃんはもう東京やだって?」


「うん」

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