第1話

 ある時、うちは違和感に気づく。

 冬湖さんといラブミステリー探偵団にいないはずの人がいる。

 そして、いるはずの人がいない。


 そのいるはずの人というのは、みんあ中学1年生で同い年の

 第一王のの髪が青髪ショートで、第二王女の姉が緑髪セミショートで、第三王女の姉が紫のセミロング髪を持ち、第四王女でピンクの背中までの長い髪を持つサルビアちゃん、

 美し歌声を持つ美助びすけ花よちゃん、

 黒人の従兄と白人の従兄がいるさくらさほちゃん、

 仲良しの男友達が四人もいるゆきちゃん、

 オンラインゲームが大好きなレンちゃん、

 惚れっぽい肉食系女子の乙女な恋深こいふか愛理守ありすちゃん、

 中学生にて、子供を妊娠してしまった金魚草きんぎょそう牡丹ぼたんちゃん、

 異世界では、剣を常に常備していて、最強の戦士として有名で、メンバーの中で一番小柄な金野きんの無古なこちゃん、

 ハカさんの次に賢い謎に包まれた事件を、真実へ導く利根川とねがわ真実まみちゃん

 血縁関係はないけど、同じ苗字の利根川とねがわ愛ちゃん、

 天才な歩未あゆみちゃん、

 下の名前は知らないけど、石狩ちゃん、

 こちらも下の名前を知らないけど、釧路ちゃん、

 下の名前を知らないけど、多摩川ちゃん、

 人間とは思えないくらいの怪力を持つ、第五苺中学校に通う苺野ばいのまいちゃん。


 そして、ラブミステリー探偵団は、探偵事務所ではなく、少人数での異世界ギルドだったはず。


 そして、みんな中学1年生の13歳くらいで、ハカさんが最年長の中学2年生の14歳だ。

 ハカさんは、みんなから「ハカさん」とか「ハカ様」と呼ばれ、身長も159センチというギルド女子メンバーの中で一番背が高い。


 どうして、こうなったかは知らない。

 メンバー募集していたら、自然とうちと同い年くらいの女の子たちが集まった。


 そもそも、ここはどこなのだろう?

 

「わたくしの幻想を見抜いたのか」


「その声は・・・龍神姫様」


 龍神姫様は、子供が何人いるかは忘れたけど、記憶が間違ってなければ、確か子供が2人か3人くらいいる母親で、魔法とかでなんでも願いを叶えてくれて、不可能なことがないかと思われる女王様。


「では、そろそろ戻ろうぞ」


 確か、龍神姫様の子供は、龍神嬢りゅうじんじょうと、龍神王子りゅうじんおうじと、龍神王女りゅうじんおうじょという名前だったと思う。

 

 それはともかく、うちは龍神姫様の力により、夢の世界に眠り、現実世界へ戻っていった。

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