誰よりも人の心の醜さを知っているからこそ、それと同質化してしまった自分自身を、誰よりも許せなかったのですね。決して知り得ないからこそ信じられる、死んだ父親の幻想しか縋る先がなかったというのが悲しいです…。
作者からの返信
福来さんコメントありがとうございます!
すいませんお返事漏れしておりました……!
知らなければ綺麗なものとして見れるというのは、実体験もあるので私にとっては理解の強い感情です。
ミエルの場合は、人を基本的に嫌悪の対象として見ている反面、自身もその嫌悪すべき人であるという事を子供の頃から頭で理解していて、人間関係というものへの諦観を持っているというのは、中々可哀想ですよね。
この永久凍土がやがて解氷するのは決まってはいますが、それまでは苦労を重ねそうです。
楽しく読んで参りました(*^_^*)
外伝なのでこの作品から読むことは前提にしなくても良いと思うのでありではないでしょうか(*^_^*)
どうでもいいですが人間は言語で思考しますが、根本の感情、衝動そのものは言語化されてるのかなぁ?なんて思いました(・・;)それを上手く読み取れる異能って理解してますけどね(*^_^*)
作者からの返信
エイルさんコメントありがとうございます!
これだけで読めるようにしようと思ったのは、とあるレーベルの選評に送ってみようと思ったからですね〜。
白銀の黎明のリノンは、ある程度強者から始まりましたが、これはミエルがただの少女からのスタートなので、成長を書けると思ったからですね。
ミエルの感情衝動は読み取りというより、移し取りに近い感覚で、造語ですが原生感情というべき生の感情を強制的に感じ取ってしまう感覚です。
この辺は異常共感という感じで読んでもらえるとありがたいですね(^^)