第3話
さくらさんは、異世界でのことを話してくれた。
魔法属性があって、人間とか異世界人関係なく、魔法の才能がある人がいるということ。
魔法の才能というのは、人間世界でも認知されているスポーツの才能とか音楽の才能と同じ。
音楽とかスポーツも才能がある人はできるけれど、そうじゃない人がいくら練習しても、できるようにはならない。
それと同じように、魔法も才能も同じ。
魔法の属性は、猫は属性が猫の種類で決まっていて、変えることはできないらしい。
桜高校と桜幼稚園、桜保育園を開設して、才能がある子を見つけ、魔法を教えると同時に、正しい善悪での教育をしているらしい。
小学校、中学校は予算の関係とか、他にも事情があって、作ることはできないため、小学生や中学生、または、高校を卒業してしまった人にその教育をする制度がないのが、今の問題となっているらしい。
そのため、小学校を入学する前の子を探したり、高校を卒業する前や高校を入学する前の人を探したりなど、さくらさんは必死になっていて、必死になりすぎると、魔法の才能がない人を間違えて、スカウトしては、試験監督者に怒られるということもある。
人間の魔法属性は、性格、遺伝、育った環境に左右されやすい。
属性はかなり種類が多く、さくらさんの知らない属性や、世間的に認知されていない属性もあるらしい。
炎、水、草はよく知られる属性で、この三属性は多く、変わりやすい属性らしい。
桜も持つ炎属性は、正義感、気が強い、短気、情熱的、負けず嫌い、行動派、単純、感情的、明るい、
声は大きい、声が高い、すごく根に持つ、記憶力がいい、おてんば、お話好き、早口、などに見られやすい性格が多いらしい。
育った環境は、怒りを伴う環境にいた人が多いらしい。親に反発的なのも、この属性に見られるという情報も多いらしい。
親が不良だったとか、教育ママとか。
魔法属性は、成長とともに変わることはある。
好きな食べ物は、肉が多い。嫌いな食べ物は、魚が多い。
好きな色やイメージカラーは、ピンク、オレンジ、赤、青、水色が多い。
嫌いな色は、青が多い。
青が好きな人も多いけれど、嫌いな人も同じくらい多いらしい。
泳ぐのが苦手な人が多いのも、この属性の特徴らしい。
桜みたくイメージカラーが白は珍しいらしい。
炎は、水属性に弱いという弱点を持ち、草属性に強いという長所を持つ。
桜は、短気ではないが、負けず嫌いで、リーダー気質があり、おしゃべり、明るくて、声も高くて大きいため、正義感も強い、早口などの特徴を持つため、この属性になったと思われるらしい。
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