何もできない落ちこぼれ少年は、あることをきっかけに世界最強の冒険者になって世界を無双します。

-零-ゼロくん

第1話   とある村の落ちこぼれ少年

「おい!早く起きろ、今何時だと思ってる!」


そう怒鳴ったのは主人公の父、アルベルト・クライム(50)だ


「ヒャい!今行きます!」


そうだらしない返事したのはこの村で一番の落ちこぼれ、ゼロ・クライム(17)だ


「ドンドンドンドンドッカーンガシャガシャガランガラン!」


「何だ何だ!今でっかい音がしなかったか?」


そう言うのは弟の、クラン・クライム(15)だ


「フン!どうせまた焦って階段から転げ落ちたんだろう」


「アイタタタ....全く朝っぱらからついてないよ〜」


「ほらゼロ!早く朝ごはん食べてとっととお父さんの仕事手伝いなさい」


そう言ってくるのは母のローザ・クライム(自称20歳)だ


「わかってるよ...お父さんのダンジョン攻略の手伝いでしょ?」


「わかってるのなら早く朝ごはん食べて行ってきなさい!」


「ふぁ〜い」


うちの家系では代々、各村のダンジョンの探索を主な仕事とするいわゆる探索者だ。

今日はそのダンジョンに行く父さんの手伝いをする日だった。正直言って結構めんどくさかった。だけれど別に探索者が嫌なわけじゃない。むしろ好きなくらいだ。ではなぜめんどくさいかって?それは僕が村一番の能無しだからだ。この村では15歳になると自分の能力が分かるとても特別な儀式がある。簡単に説明して神様からのギフトとでも言おう。




時は遡り2年前。


僕は家族の皆に連れられて村の真ん中にある儀式台の上に乗っていた。


「今日で僕の運命が決まってもいいと行っても過言じゃない」


「何大げさなこと言ってんのよ」


そう言ってくるのは幼馴染のレイナ・グランハート


「大げさなもんか、もしこれで何も才能がなかったら僕はこれからどうしていけばいいんだよ」


「まあまあそう焦るものでもないと思うよ?別に何もギフトがないなんてこと今まで聞いたことないんだし」


「そうだよね!てかそうであってくれ」


「みんなからの視線が熱いな〜」


「なんせ同い年は私達だけだもの仕方ないよ」


「皆さん静粛に!今からこのレイナ・グランハートとゼロ・クライムに神からのギフトが授けられます。」


そう言って熱狂する人たちを静まり返らせたのはこの村の村長だ


「では、ゼロ、レイナ、心の準備はいいかね?」


「「はい」」


僕たちが同時に返事をすると村長は優しい笑みを浮かべてゆっくりと儀式台から離れていく


時は正午。ついにこのときがやってくる


儀式台の上に寝っ転がるようにしているので太陽の光が直接目に入ってとても眩しいためあまり周りは良く見えない。

しかしだんだんとあたりが薄暗くなってくるのを感じ取った途端に僕達の周りに魔法陣が描かれていた。

そして頭上にはいきなり眩しい光が見えたと思った途端にあたりが元の明るさに戻り魔法陣も消えていた。そして...


「さてこれで君たちもギフトが授けられただろう」


「ちょいとステータスも開いて見てみ」


僕達は村長に促されるままステータス画面を開いた。





ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


はじめまして!

作者のゼロくんともうします

初めて書いてみた処女作品なので温かい目で見ていただけると嬉しいです

まだカクヨム初心者なのでわからないことだらけです、、(書き溜めるやり方が分からなかったり)ぴえんぴえん

もしかしたら見てくれている方にもしかしたら質問しちゃうかもですけど、、

なるべく自分でもいい作品になるように努力するので応援よろしくお願いします!!

あ、ちなみに投稿頻度はあまり定期的には行かないかもしれません、、、、

まだ学生なので、、でもなるべくあげるようにします!!

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る