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「……なんで、分かるんだよ」
この不思議な弟分は、悔しいくらいに正解を見つけ出す。
銀河から、たった一つの星を見つけ出すように。
「エリアBの人たちが作ったんだもん……
迷いのない瞳に、俺はいつだって背中を押されて来た。
いや、湿った暗がりの中で、煌々と光る、消えそうな輝きに吸い寄せられるように進んで来た。
忘れえぬものと、忘れるべきものを、ないまぜにして奥歯で噛みしめて……。
「
「新種のディストレスだ。アローを撃ってみたが効かない。逃げるしか
「わかった」
目の前の景色が、壊されていく……。
失ったいつかのイルミネーションが、消えていく街の灯に重なる……。
「
みっちゃんの後ろには、リイヤ、マックス、シュウジと
悠久の存在、今、得た力……――
「
「
亜空間を
「ライさん……」
「まだ、大丈夫よ!」
何者もアクセス出来ない深淵に何度もアクセスする。……絡んだ鎖を解いていくように――
これは……
「
俺たちが創った
「エンペラーが光ってる!!!」
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